武田病院グループ一覧
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075-671-2351

受診される方

リウマチセンター/リウマチ科

リウマチのリハビリテーションによる治療

リウマチでは関節の炎症による痛みや関節破壊が出現し、それらが原因となり、体を動かす量が減少する事で筋力低下や関節可動域の制限などが起こり、日常の生活が行いづらくなったり、困難になったりします。
これらの症状を予防・改善するために診断の初期からリハビリテーションを行うことが重要です。
リハビリテーションでは運動療法や装具療法を用いて治療を行います。
運動療法とは、体を動かすことを治療法として用いることであり、筋力の増強、関節可動域の維持・向上など身体機能の向上や起き上がる・歩く・家事をするなど実際の動作能力の向上を目的として運動の種類や強度・頻度などを患者さん一人一人に合わせてプログラムを立案し行います。
装具療法とは、四肢・体幹に装着する装具を用いた治療法であり、関節の補助・保護、体重の支持、変形の予防などを目的としており、疼痛の軽減や動作が行いやすくなるよう導入の検討や調整を行います。
リウマチの疾患が不活動の時期で関節の炎症が落ち着いていれば、積極的な運動療法や自主トレーニングの指導を行い、日常での運動量増加を図り、機能低下の予防を目指します。
リウマチの疾患が活動期で炎症が強い場合や関節変形がある場合には、変形の予防と日常生活が楽に送れる事を目的に装具作成や補助具の提案を行い、状態に合わせた運動療法も行います。
適度な運動を行い、機能を保つ事が、いつまでも自分らしく日常生活を送ることに繋がります。
理学療法士・始業療法士によるリハビリテーションを受ける場合は、医師の指示・処方が必要になります。

リウマチ患者さんに対するリハビリテーション科の取り組み

医学的リハビリテーション(理学療法・作業療法)

医師からの指示により、入院・外来でのリハビリテーションを行います。
1人1人のリウマチの症状に合わせたリハビリテーションを行います。
薬物療法の進歩によりリウマチ疾患活動性を抑える事が可能となっているため、以前より積極的な運動療法を取り入れ、関節可動域の拡大、筋力増強、体力向上を効果的に行っていきます。
また患者さんの状態に合わせて実際の動作の練習も行っていきます。

基本的なプログラム

関節可動域運動・ストレッチング
関節可動域運動・ストレッチング

筋力増強運動
筋力増強運動

階段昇降
階段昇降

調理動作
調理動作

応用的なプログラム

自転車エルゴメーター01

自転車エルゴメーター02

自転車エルゴメーター

自主トレーニングの指導

患者さん個々の生活スタイルで不使用となる部分や頻度が少ない動きは自主トレーニングにて運動の量を確保し、生活の質の向上を目指します

応用的なプログラム01

応用的なプログラム02

  • ①掃除機をかけながらお尻・膝回りの筋肉の運動を行います
  • ②物を取る際にふくらはぎの筋肉の運動を行います

その他にも座位やベッド上で行える運動を自主トレーニング指導も行います

両肩関節の運動
両肩関節の運動

体幹を回旋する運動
体幹を回旋する運動

装具療法(装具の作成)

装具とは、身体的な機能を補う目的で使用するコルセットやサポーターなどをさします。
リウマチの装具では手指関節・膝関節などの補助・保護を目的とした物があります。
その他にも靴型装具や足底板(インソール)などでは痛みを緩和したり、歩行能力を向上させる目的で使用するものもあります。

装具は、医師の処方にて理学療法士、義肢装具士などと相談しながら、その方の体に合わせてオーダーメイドで作ったり、既製品の提案なども行います。

指の装具01

指の装具02

指の装具

膝の装具
膝の装具

肘の装具
肘の装具

(リウマチの手・肘・膝などの装具は関節の補助・保護を目的に使用します)

足底板(インソール)
足底板(インソール)

靴型装具
靴型装具

(足の痛みをやわらげたり、歩きやすくなる事を目的に使用します)

自助具・補助具の検討・導入

患者さんの生活に合わせた形で自助具・補助具などの提案を行います
補助具とは動作が行えない場合や行いにくい場合にその動作を助ける器具のことです
例えば、杖・車椅子・歩行器 など

自助具とはリウマチによる関節変形などにより能力低下がある場合でも、自力で日常生活を行えるように工夫して作られた器具のことです
例えば リーチャー、片手爪切り、太柄スプーン、補助箸 など
その他にも日常生活をより快適に送るために作られた道具など様々な物があります

リーチャー01

リーチャー02

『リーチャー』 床の物や少し遠くの物を取る際に使用します

爪切り

爪切り

『爪切り』 片手で爪を切ることができます

太柄スプーン

補助箸

『太柄スプーン』『補助箸』  持ちやすいように工夫されています

肘置き付きシルバーカー01

肘置き付きシルバーカー02

『肘置き付きシルバーカー』 肘・腕で体重を支える事ができるようになっています

関節リウマチの装具について

関節リウマチのトレーニング

外来診療表

リウマチ科

午前 予約優先駒野 有希子 総合内科・リウマチ内科副部長 (予約)
予約優先益田 郁子 リウマチ科部長 (予約)
予約優先門場 予約
予約優先益田 郁子 リウマチ科部長 (予約)
予約優先第2・4・5週 門場 予約
午後 再診完全予約益田 郁子 リウマチ科部長 (予約)
予約優先駒野 有希子 総合内科・リウマチ内科副部長 (第1・2・3・5週(予約))

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休診・代診

  • 2024年11月19日(火) リウマチ科 (午前):益田→休診
  • 2024年11月20日(水) リウマチ科 (午後):益田→休診
  • 2024年11月22日(金) リウマチ科 (午前):益田→休診

受付時間

午前診 8:30〜12:00
午後診 12:30〜16:00
夜 診 16:30〜20:00

予約外来

当院では待ち時間短縮のため、下記の印の科目については予約制を導入しています。

  • 完全予約・・・完全予約制となっております。初診、再診ともに電話予約を受付しております。
  • 予約優先・・・初診、再診ともに電話予約を受付しております。
  • 再診完全予約・・・完全予約制となっております。再診の方のみ電話を受付しております。
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