武田病院グループ一覧
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075-671-2351

受診される方

リウマチセンター/リウマチ科

「寛解」(かんかい)→「治るリウマチ」に向けて

治療目標は「寛解」

関節リウマチの進行を止める事はできないと言われていましたが、1999 年のメトトレキサート(商品名 リウマトレックス等)が関節リウマチに適応追加され、2003年に生物学的製剤の国内販売開始されて状況は劇的に変わります。
これらの薬でリウマチの進行を止めることは夢ではなくなりリウマチの治療目標は痛みなどの症状を抑えることから「寛解」導入へと変わりました。

3つの「寛解」を達成すれば「治癒」と言える状態に

治療により関節の痛みや腫れなどの症状がほぼなくなり、臨床的にコントロールされた状態を「臨床的寛解」といいます。さらに関節破壊の進行がとまる「構造的寛解」、身体機能維持を意味する「機能的寛解」の3つの寛解の導入をめざすことが目標となります。
これらの目標が達成できれば、薬を使用しながらでも、リウマチであることをほとんど自覚する事なく日常生活をおくることができる、すなわち「治る」ことに近づくわけです。深い完全寛解が継続すれば、なかにはリウマチの薬さえ中止でき、「治癒」と言える状態までなる患者さんもいらっしゃいます。

目標達成に向けた治療

2010 年に「目標達成に向けた治療」(treat to target; T2T)にむけての治療勧奨(リコメンデーション)、2011 年に目標とすべき「寛解基準」がまとめられました。 さて、高血圧や糖尿病の治療は以前から、目標とする血圧(例えば上の血圧を140以下にする等)や血糖値を定めて行われています。
それによって初めて、動脈硬化や糖尿病合併症が予防できるからです。同様に、リウマチ治療も「寛解」という目標を達成することで初めて、長期的な予後の改善、すなわち関節変形や身体機能障害の進行を抑えることが可能となるのです。

治療を受ける上で大切なこと

患者さんと医療者側の合意に基づいて治療を開始すること、なるべく早く臨床的寛解を達成しそれを維持すること、寛解に達しているかどうか少なくとも3ヶ月毎に評価(関節の腫れ・圧痛を触診や超音波検査で評価)、達していなければ治療を見直すことが重要です。
寛解に到達してからも、それの状態を維持するために適切な治療を継続すること、常に患者さんと医療者側で目標を共有することも大切です。

治療を受ける上で大切なこと

リウマチの外科治療

人工膝関節置換術
人工股関節置換術
人工肘関節置換術
人工指関節置換術
人工足関節置換術ほか
手指伸筋腱再建術
足指の手術

リウマチの薬物治療

リウマチの治療の基本は薬物療法です。
今では生物学的製剤も8種類の注射製剤(レミケード、エンブレム、アクテムラ、ヒュミラ、オレンシア、シンポニー、シムジア、ケブサラ)に増えました。
当院では従来の治療に加え、これらの最新の薬物治療が使用可能です。

リウマチの薬物治療 詳細はこちら

外来診療表

リウマチ科

午前 予約優先駒野 有希子 総合内科・リウマチ内科副部長 (予約)
予約優先益田 郁子 リウマチ科部長 (予約)
予約優先門場 予約
予約優先益田 郁子 リウマチ科部長 (予約)
予約優先第2・4・5週 門場 予約
午後 再診完全予約益田 郁子 リウマチ科部長 (予約)
予約優先駒野 有希子 総合内科・リウマチ内科副部長 (第1・2・3・5週(予約))

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休診・代診

  • 2024年11月19日(火) リウマチ科 (午前):益田→休診
  • 2024年11月20日(水) リウマチ科 (午後):益田→休診
  • 2024年11月22日(金) リウマチ科 (午前):益田→休診

受付時間

午前診 8:30〜12:00
午後診 12:30〜16:00
夜 診 16:30〜20:00

予約外来

当院では待ち時間短縮のため、下記の印の科目については予約制を導入しています。

  • 完全予約・・・完全予約制となっております。初診、再診ともに電話予約を受付しております。
  • 予約優先・・・初診、再診ともに電話予約を受付しております。
  • 再診完全予約・・・完全予約制となっております。再診の方のみ電話を受付しております。
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