検査科
検査科基本方針
『病気の診断に必要な情報を迅速かつ正確に提供できるように努める』
業務内容・機材の紹介等
検査科では、体調不良などで来院された皆様の病状及び、からだの中の変化を調べるため、患者さんから採取した血液などの検査材料を用いる検体検査部門と、患者さんのからだの中の信号を直接記録して検査をする生理検査部門に分かれて検査をしています。そして、病気の診断に必要な情報を迅速かつ正確に提供できるよう日々心がけて検査をしています。
① 検体検査部門
検体検査部門では、血液・尿・便・穿刺液・喀痰などの材料を採取していただき、生化学的・免疫学的・形態学的・生物学的方法等の検査方法を用いたり、様々な機器を用いて皆様に必要な検査項目を測定します。日々の精度管理は当然ですが、日本医師会等の外部精度管理プログラムへも参加して常に正確な検査結果を報告できるよう努めています。
② 生理検査部門
生理検査部門では、患者さんのからだに検査装置の一部をあてたり、電極というセンサーを装着して行う検査を実施します。装置によって、からだの中の電気的・圧力的な変化などを様々な信号として取り出し記録しています。検査項目として心電図・ホルター心電図・運動負荷試験・呼吸機能検査・エコー検査(腹部エコー、心臓エコー、血管エコー、表在エコー)・脳波検査・神経伝導速度検査などの検査を実施しています。
生理検査件数(2023年度)
心電図4877件、ホルター心電図106件、呼吸機能713件、血圧脈波196件、電気生理(神経・筋数)1375件、腹部エコー498件、
心臓エコー1662件、関節エコー267件、体表エコー95件、血管エコー1022件
患者の皆さんへ
私たち検査科の職員は、心電図検査・エコー検査などの検査において患者さんと直接お会いする機会があります。時間を共にする検査の際には、患者さんのお声に耳を傾け信頼関係を築ける様に努めてまいります。
検査について分からない事などありましたら、お気軽に声をかけてください。