高齢者のための介護力を強化、思いやりの心にあふれた療養型施設
介護医療院は、長期的な医療と介護の両方を必要とする高齢者を対象に、「日常的な医療管理」や「看取り、ターミナル」等の医療機能と「生活施設」としての機能を提供する施設です。
併設のクリニックでは皆さんの日々の健康管理をお手伝いするとともに、大切なご高齢のご家族をお預かりする我々の責務は重大ですが、家庭的な雰囲気の中で皆さんの信頼にお応えしていきたいと願っています。
木津屋橋武田病院介護医療院の特徴
- 医師が常駐、看護職および介護職員も24時間常駐で安心です
- 日常のお世話はもちろん看取りの時期を支えます
- 管理栄養士とチームが“食べたい”という思いを支えます
- 木津屋橋武田病院のリハビリテーション体制
談話室
入所者さんとご家族のお話、食事などくつろぎのスペースとして利用されています。
リハビリテーション室
各種レーザー機器をそろえており、症状に応じた治療を行っています。
特殊浴槽が新しくなりました
特殊浴槽が、令和3年1月より新しくなりました。ジャグジーのような機能がついています。
受付・待合室
介護及び医療に関することは、何でも気軽にご相談ください。
ナースステーション
豊富な経験を持つ看護師と介護福祉士等が、チームとなって療養生活を支えます。
入所者さんに配慮した
イベント
お誕生会やクリスマスパーティーなど、入所者さんが楽しめる年間イベントを多数開催しています
研修風景
看護職、介護職協働しながら、多方面の研修を企画し実施しています。
診療案内
院長あいさつ
「困った患者さんを良くしたい」という思いでまい進します
木津屋橋武田病院介護医療院の院長に就任した若林詔です。
平成元年から武田病院グループで康生会武田病院や十条武田リハビリテーション病院を担当してきました。
専門は脊椎外科、リウマチ、スポーツ整形外科で、これまで一貫して整形外科領域全般の治療に従事してまいりました。当介護医療院では、リハビリテーション科に加え整形外来を開設し、内科の先生と連携して外来診療や病棟管理を行っていく考えです。また、一時休止していた訪問診療を再開するなど、地域の皆様のお役に立てるよう努力してまいる所存です。
当介護医療院が担う施設は、長期に渡り医療的なケアが必要な入所者さんが療養する介護療養施設です。
高齢になると様々な疾患を抱えることが多く、ご家庭での療養は難しいのが現実です。
私がモットーとしているのは、「困っている人を良くしたい」という思いです。この入所施設運営も同様で、入所者さん、ご家族が困ることのないよう、その役割を果たしていく考えです。
当介護医療、クリニックのドクターはもちろん、他の武田病院グループの医師、開業医の先生方とも協力し、
一緒になって地域の方々を支えていきたいと考えております。
今後とも皆さまのご支援、ご協力を宜しくお願いいたします。
木津屋橋武田病院介護医療院院長
わかばやしつぐる
若林詔
学歴/職歴
昭和45年 |
京都大学医学部卒業 |
昭和48年~54年 |
田附興風会北野病院整形外科副部長 |
昭和54年~57年 |
京都大学整形外科助手(脊椎担当) |
昭和57年~60年 |
松江赤十字病院整形外科部長 |
昭和60年~61年 |
米国A.I.デュポンインスチィチュート留学 |
昭和61年~平成1年 |
京都市立病院整形外科部長 |
平成1年~21年 |
康生会武田病院整形外科部長、副院長 |
平成21年4月1日~ |
十条武田リハビリテーション病院院長 |
平成29年2月1日~ |
木津屋橋武田病院院長 |
- 日本整形外科学会専門医
- 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病認定医
- 日本整形外科学会認定リウマチ認定医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本医師会認定スポーツ医
- 日本脊椎脊髄病学会脊椎外科指導医
- 日本運動器リハビリテーション学会認定医
看護部長あいさつ
木津屋橋武田病院介護医療院 看護部長
さかもと ふじみ
坂本冨士美
武田病院グループの経営理念である「思いやりの心」のもと、木津屋橋武田病院は令和元年10月に介護医療院に転換したことで、ますます長期療養される入所者さんが快適で安楽に過ごせるように療養環境を整えました。
また、木津屋橋武田クリニックにおいては、訪問診療と地域の皆様が安心して通院できる機能を持った外来診療、中央保護所検診指定施設としての役割を担っています。
今年度看護部では、入所者さんやご家族に安心と満足を感じていただけるように、どのような状況下においても入所者さんの心の声をしっかりと受け止められる心配り、目配りができることを実践していきます。
また一人ひとりの入所者さんの生活の質を考え、入所者さんの立場になって「思いやり」をもち、「尊厳を守る」存在となれるように看護師、介護福祉士、栄養士などのコメデイカルが連携して充実したケアの提供ができる、人材育成を目指しています。
小規模ならではの、アットホームな雰囲気の中、職員のワークライフバランスがとれる職場環境を目指し、職員同士が多様な価値観を大切にしながら、互いを認め合い、共に働き続けられる職場風土を醸成できるように取り組んでいきます。
そして私たちの取り組みが、当施設の基本方針である、地域医療の充実に貢献できるように努めてまいります。
看護部の紹介
看護部の方針
- 私たちは、入所者さんの権利と尊厳を尊重し、信頼される看護・介護を実践します。
- 私たちは、自己研鑽を積み、安全な看護・介護を実践します。
- 私たちは、地域の医療機関や介護支援組織と連携し、地域のニーズと信頼に応えます。
令和6年度看護部目標
入所者様のケアの質・家族の満足度の向上に向けて取り組みます。
「働き続けたい」と思える職場環境を、目指します。
看護単位 |
2階病棟(1階・2階)3階病棟(3階・5階)木津屋橋武田病院クリニック |
看護体制 |
6:1 |
介護体制 |
4:1 (介護福祉士比率:60%以上) |
夜間管理体制 |
1病棟ごと 看護(准)師1名・介護士2名 |
介護支援専門員 |
1病棟1名 |
勤務体制 |
二交代制(16:30~9:00) |
看護・介護方式 |
固定チーム継続受持ち制 |
沿革
1961年 7月 |
武田医院夜間診療開業 |
1979年 6月 |
武田病院新築移転により、旧武田病院を「木津屋橋武田病院」に 名称変更 |
1988年 3月 |
現地に新築移転開業 |
1988年 8月 |
京都初の老人保健施設「白寿」を併設 |
2000年 4月 |
指定介護療養型医療施設(128床) |
2003年 3月 |
改修工事(111床) |
2006年 2月 |
ISO14001認証 |
2006年 10月 |
介護給付算定に係る(リハビリ提供) 体制変更(理学療法III→理学療法II) 構造設備変更(機能訓練室一部改修) |
2007年 1月 |
特殊浴槽導入 |
2019年 10月 |
介護医療院へ転換 |
2021年 1月 |
特殊浴槽の新調 |
2023年 3月 |
きょうと福祉人材育成認証制度認証取得 |