当院について

全体的には70歳以上の高齢者の方が59.5％で過半数を占めており、その比率も年々上昇しています。当院はＩＣＵ・ＨＣＵ・ＳＣＵを有しており、365日24時間対応をしています。また、小児科専門医師が常駐しており、突発的なお子様の急病にも対応しておりますので、0歳～10歳のお子様も全体の8％います。

高齢者の方の、肺炎・尿路感染症が上位になっています。地域の急性期基幹病院として、救急車、各高齢者施設、診療所等からも多くの入院症例を紹介していただいています。

小児科は肺炎、インフルエンザ、気管支炎、喘息発作、腸炎が入院件数の上位となっています。24時間、小児科専門医師が対応しており、京都市・宇治市以外からも夜間は、救急要請を受けています。

腹腔鏡を使った胆のう炎・胆石の手術が1位になっております。大腸がん手術後の抗がん剤治療（化学療法）目的の入院を平均4日の入院で行っており、件数も上位になっております。また、ソケイヘルニア、痔核の手術は日帰り入院にて行っています。

高齢者の方が、転倒等の際に負傷する大腿骨頸部骨折の手術症例が1位になっております。続いて高齢者の方に多い腰椎の圧迫骨折、交通事故・スポーツ中のケガによる上肢の骨折などが症例が多くなっております。また令和2年1月より回復期リハビリテーション病棟という、手術後のリハビリに特化した病棟の運用を始めましたので、手術後は集中的にリハビリに取り組むことができます。

形成外科は常勤の医師はおりませんが、随時他診療科と連携して専門医師が手術を行っています。

脊柱管狭窄症等の脊髄の疾患、および脳血管疾患の症例が上位になっています。脳卒中に対してはＳＣＵという専門的に治療を行う病床が６床あり、24時間体制で脳血管疾患の救急に対応しています。

肺がんの手術症例や、また手術後の化学療法を目的とした入院が上位になっています。

下肢静脈瘤のレーザー焼灼術治療を平均3日の入院で行っており、症例数が１位となっています。つづいて人工透析導入患者のシャント造設術、腹部大動脈瘤のステントグラフト内挿術症例が多くなっています。

子宮筋腫の手術、卵巣がん手術、卵巣腫瘍手術の症例が上位となっております。

白内障の水晶体再建術の手術症例がもっとも多くなっています。入院期間は２泊３日となっています。

扁桃腺炎、副鼻腔炎、めまい、突発性難聴症例による入院が上位となっています。

てんかん、脳梗塞、パーキンソン病などの症例が上位となっています。急性発症の脳梗塞には必要に応じて血栓融解剤治療も行っており、ＳＣＵという脳卒中の専門治療病床が6床あり、24時間ホットラインで対応しています。

帯状疱疹・蜂窩織炎等の疾患による入院が大半を占めています。また、寝たきりの患者様に対しては、医師・褥瘡認定看護師等のチーム医療により褥瘡の発生防止・管理を行っています。

ＴＵＬという尿道から内視鏡を入れてレーザーで腎尿管結石を破砕する治療がもっとも多く、次に膀胱癌の手術症例、さらに、ＥＳＷＬ（衝撃波を照射する装置により、体外で発生させた衝撃波を、体内にある結石めがけて集中させ、結石を砕く治療法）が上位となっています。

最も症例が多いのが肺がんの化学療法、つづいて高齢者の肺炎等が上位となっています。

狭心症、心筋梗塞などのカテーテル治療・検査の症例が上位となっています。入院日数は平均4日前後で行っています。つづいて高齢者の方が心不全で入院する症例が多いです。不整脈科ではアブレーション治療も行っており症例数も増えてきています。

歯科口腔外科として入院治療を行っています。また、耳鼻咽喉科医師と協力して、上顎洞炎の手術なども行っています。

糖尿病の教育目的や血液データの悪化などにより入院する症例がほとんどで、年齢的には平均60歳代の方がもっとも多いです。

人工透析を行っている患者様を中心に入院治療を行っています。

当院のように民間病院で血液内科を専門的に治療している医療機関は少なく、大学病院とも提携して、毎月入院症例の紹介を受け入れています。

胆管炎・胃のポリープ切除術症例が上位となっています。