当院について

全体的には70歳以上の高齢者の方が55％で過半数を占めています。当院の特徴としては小児科医師を365日24時間配置し、突発的なお子様の急病にも対応しておりますので、0歳～10歳のお子様も全体の8％います。

高齢者の方の、肺炎・尿路感染症・腸炎が上位になっています。季節的な要因として夏の時期には脱水症が多くなり3位になっており、冬場にはインフルエンザによる入院が4位となっています。

近年の夏の猛暑の影響もあり、小児科は脱水による入院が症例数１位となっています。つづいて肺炎・インフルエンザ・気管支炎・腸炎が上位となっています。24時間小児科医師による急患対応を行っており、症状によっては入院していただいております。

腹腔鏡を使った胆のう炎・胆石の手術が1位になっております。また急性虫垂炎の手術が４位で、大腸がん手術後の抗がん剤治療（化学療法）目的の入院を２，３日以内の入院で行っており、件数も上位になっております。

高齢者の方が、転倒等の際に負傷する大腿骨頸部骨折の手術症例が1位になっております。続いて高齢者の方に多い腰椎の圧迫骨折、交通事故・スポーツ中のケガによる上肢の骨折などが症例が多くなっております。

脊柱管狭窄症等の脊髄の疾患、および脳血管疾患の症例が上位になっています。脳卒中に対してはＳＣＵという専門的に治療を行う病床が６床あり、24時間体制で救急に対応しています。

肺がんの手術症例や、また手術後の化学療法を目的とした入院が上位になっています。気胸が若い方に多く、平均年齢も40歳となっています。

下肢静脈瘤のレーザー焼灼術治療を平均3日の入院で行っており、症例数が１位となっています。つづいて腹部大動脈瘤のステントグラフト内挿術症例、人工透析導入患者のシャント造設術、が多くなっています。

子宮筋腫の手術、卵巣がん手術、卵巣腫瘍手術の症例が上位となっております。

扁桃腺手術、副鼻腔炎、めまい、突発性難聴症例による入院が上位となっています。年齢層の比較的若い方にめまい、顔面神経麻痺症例が多くみられ、ストレス等が原因と考えられています。

てんかん、脳梗塞、パーキンソン病などの症例が上位となっています。急性発症の脳梗塞には必要に応じて血栓融解剤治療も行っており、ＳＣＵという脳卒中の専門治療病床が6床あり、24時間対応しています。

帯状疱疹・蜂窩織炎等の疾患による入院が大半を占めています。

ＴＵＬという尿道から内視鏡を入れてレーザーで腎尿管結石を破砕する治療が上位となっています。つづいて膀胱がん手術症例が多くなっております。

最も症例が多いのが肺がん手術後の化学療法、つづいて高齢者の肺炎等が上位となっています。

狭心症、心筋梗塞などのカテーテル治療・検査の症例が上位となっています。入院日数は平均3日～4日前後で行っています。つづいて高齢者の方が心不全で入院する症例が多いです。不整脈科ではアブレーション治療も行っており症例数も増えてきています。

糖尿病の教育目的や血液データの悪化などにより入院する症例がほとんどで、年齢的には平均60歳代の方がもっとも多いです。

胆管炎・大腸憩室炎等が上位となっています。ＥＳＤ手術は平均在院日数11日となっています。

大腸がん・胃がん症例が最も多くなっています。最近は乳がんの症例が増加傾向にあります。

年齢が高くなるにつれて、肺炎の重症度が上がっていくことがうかがえます。

脳梗塞については、超急性期の血栓融解剤治療にも対応しており、専門治療病床ＳＣＵも６床あり、24時間対応しています。

外科は胆石の腹腔鏡下摘出術の症例がもっとも多く、続いてヘルニア、痔核、虫垂炎、大腸ガン手術となっています。

整形外科は四肢、股関節の骨折の手術症例が上位となっています。

形成外科は特に突出して件数が多い手術症例はありませんが、様々な手術を幅広く行っております。

脳神経外科は主に脊髄に関する手術と脳血管に関する手術に分けられます。突発的な事故による脳挫傷には24時間緊急手術にも対応しています。

呼吸器外科は肺がん手術症例が上位になっています。心臓血管外科は下肢静脈瘤手術、透析導入患者のシャント造設術、ステントグラフト内挿術が上位にきています。

心臓血管外科は下肢静脈瘤手術、透析導入患者のシャント造設術、ステントグラフト内挿術が上位にきています。

産婦人科は子宮がん、卵巣がん等の手術が上位となっています。

眼科は白内障の人工レンズ挿入の手術です。

耳鼻科は慢性副鼻腔炎、扁桃腺炎の手術が上位となっています。

神経内科は脳梗塞等の後遺症でＡＤＬに応じて胃ろう造設術を行っています。

泌尿器科は結石に対しては、体外衝撃波破砕術によるものや、尿道からカテーテルを入れてレーザで破砕する治療も行っています。また膀胱がんに対する手術も多く行っています。

循環器内科は狭心症・心筋梗塞に対してカテーテル治療、また不整脈に対してアブレーション治療が上位となっています。また植込み型除細動器、ペースメーカー手術も行っています。

消化器内科は大腸ポリープ切除がもっとも多く、またＥＳＤ（大腸粘膜下層剥離術）も多く行っています。

手術後の術後合併症の発生率については、医療の質の指標にもなっており、当院も積極的にデータを提供し全国的にベンチマークを行い、自院の改善につなげています。