外来受診される方

脊椎センターでは、頚椎から腰椎までの各種の脊椎疾患に対して、病状に応じた治療を専門的に行ってまいります。脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、靭帯骨化症、骨折、感染などによる神経障害や疼痛に対して、症状が軽度なら薬物治療や神経根ブロック等の積極的保存的加療を行い、症状が高度な場合はできるだけ体に優しい低侵襲な手術的加療を基本にしております。手術に際しては、顕微鏡視下に筋肉を温存しながら行う除圧術（棘突起縦割法, MILD法）を主体とし、必要に応じて経皮的固定術（PPS）やナビゲーションシステムを用いた固定術を行います。また側方進入固定術（LIF）や経皮的椎体形成術（BKP）などにも対応しております。基本的には手術翌日から離床を開始し、早期社会復帰を目指しております。質の高い医療サービスを心がけ、地域医療に貢献してまいります。

齋藤令馬
脊椎センター長

脊椎センター