上肢の外科
概要
上肢の外科では、おもに腕から指先までの範囲の病気やケガを扱っています。最近になって“手外科”という言葉も浸透してきて、専門医の意見を聞いてみよう、という患者さんも増えてきました。開業医の先生方からも大勢の方を御紹介いただきます。上肢に問題があっても歩行には差し支えがありませんし、まあ、なんとかなるような気がしますが、それは健康な時のこと。いざ、上肢の病気やケガになりますと、日常生活上の苦労もさることながら、痛みやシビレに悩まされることも想像以上といったことがあります。
この領域のおもな疾患としては、ばね指、手根管症候群、ドゥ・ケルバン腱鞘炎、母指CM関節症、ガングリオン、ヘバーデン結節、尺骨突き上げ症候群など。ケガでは橈骨遠位端骨折、骨性マレット指、指骨骨折、中手骨骨折、肘頭骨折、上腕骨遠位端骨折など骨折や、TFCC損傷、母指MP関節尺側側副靭帯損傷など靭帯損傷が、スポーツ障害としては離断性骨軟骨炎などが代表的なところとなっております。この領域では疾患、外傷とも種類が多く、ここにない記載されていないものも多数あります。
必要時には早期の手術に対応できるよう、可能なかぎり努力しております。患者さんの増加にもかかわらず、上肢の外科にたずさわるスタッフが3人から1人になり、御来院の皆様、御紹介頂いております医療関係者の方々には大変、ご迷惑をおかけしております。この場をお借りしましてお詫び申し上げます。何卒、御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
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