医療法人財団 宮津康生会
宮津武田病院
看護統括師長あいさつ
私たち看護部は、武田病院グループの経営理念「思いやりの心」をもとに、信頼につながる手の温もり・心の温もりが伝わる看護の実践を目指しています。
京都府北部は高齢化率も高く、一人暮らしの高齢者も多くなってきています。外来通院される方や、入院された場合でも、出来る限り在宅復帰が目指せるように、私たちは患者様と共に治療に寄り添い、各部署との連携を図り、より良い療養環境が提供できるように患者様個々に合った看護が提供できるように努めてまいります。
また看護スタッフにおいては患者様・家族様の思いをくみ取り、私たち医療従事者がその思いを繋いでいき、思いやりのある温かい看護が提供できるスタッフ教育にも取り組んでいきます。
「この病院に来てよかった」と患者様・家族様、スタッフから言ってもらえるような病院・職場風土の醸成に努めてまいります。
宮津武田病院 看護部 統括師長 籔田 朱実
看護部理念
私達は、信頼につながる、手の温もり心の温もりを伝える看護を提供します。
- 優しさとは、患者に対して最大の関心をもつこと。すなわち知的な関心を寄せること。
- 気づきとは、確かな情報をとらえ患者ニーズを確認すること。すなわち心のこもった関心をよせること。
- 思いやりとは、心に届くアプローチを行うこと。すなわち実践的・技術的な関心をよせること。
看護部の方針
- 慢性期医療に対応できる知識・技術を身につけ、安全で安心な看護サービスを提供する。
- 医療チームの一員としての自覚と自分の役割を果す。
- 病院の健全経営に積極的に参画する。
2024年度 看護部目標
- 質の高い慢性期看護を提供する
- 病院経営へ参画する
- 働きやすい職場環境を作る
- キャリア開発ラダーを推進する
看護体制
入院基本料＝障害者施設等一般病棟 10対1
看護単位＝3単位（外来・透析室・病棟）
2交代制（16：30～9：00）
夜勤勤務者3名（看護師・准看護師・看護補助者）
看護方式＝固定チームナーシング、PNS、セル看護提供方式、一部機能別看護
教育について
クリニカルラダーの段階図
看護単位別看護の概況
病棟
| 病床 | 許可病床：65床、運用病床：60床 |
|---|---|
| 主な診療科 | 内科・外科・整形外科・泌尿器科・皮膚科 |
| 平均入院患者数 （2023年度） |
58.5名／日(病床稼働率97.5%) |
| 看護の特徴 | 身体および意識障害を有した高齢で寝たきりの患者さんが多くを占めています。認知症のある患者さんに関しては、認知症ケアチームが中心となり、認知症患者さんの理解や対応方法等、誰もが安心して入院生活を送ることができるように日々カンファレンスや勉強会を行っています。 ターミナル期にある患者さんの入院も増えており、ターミナルケアや緩和ケアにも力を入れています。 また医師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・地域連携室を交え、定期的にカンファレンスを行い、チーム医療での治療・看護をしています。 |
外来
| 診療科 | 内科（循環器・消化器含む）外科・整形外科・泌尿器科・皮膚科 |
|---|---|
| 専門外来 | 隔週で月1～3回：糖尿病外来・SAS外来・物忘れ外来 |
| 外来の特徴 | 慢性疾患でお悩みの地域の高齢患者さんが多く受診されています。 また当院かかりつけ患者さんの転倒や発熱などの救急受診受け入れも行っています。 近隣企業の健康診断も年間約2,400件程度実施し、内視鏡等の2次健診も対応しています。限定日ではありますが、専門外来も行っており、幅広い患者さんのニーズにお応えできるよう努めています。 |
| 平均患者数 | 78.1名/日（2024年度） |
| 看護の特徴 | 年々進んでいく地域住民の高齢化に対応するため、高齢者の特徴に合わせた看護が提供できるよう努めています。 当院では、外来担当看護師は診療補助のみでなく、手術室や内視鏡検査、中央材料室を担当するため、幅広く活躍できます。 多種多様な業務に対応するため常に学習が必要なので、知識や技術のスキルアップができる環境だと思います。 |
透析室
| 患者数 他 | 62名（2024年4月現在） |
|---|---|
| 透析コンソ－ル20台（内On-line-HDF対応20台） ※各種特殊血液浄化療法にも対応出来ます |
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| 月･水･金 ① 8:30～ ② 13:00～ 火･木･土 ① 8:30～ ② 13:00～ ※シャント造設から経皮的血管拡張術(PTA)にも対応しています |
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| 当院透析室の特徴 | 高齢化・過疎化に伴う通院困難な透析患者さんに自宅から病院までの送迎サービスを実施しています。 当院では、通常の血液透析に比べ毒素除去効率が良いとされている血液透析濾過や高齢者に優しい積層型ダイアライザーをとりいれ幅広い患者さんの年齢層にあわせたニーズに対応できるよう努めています。 |
| 看護の特徴 |
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