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糖尿病患者会「積翠会」の日帰り旅行が開催されました。
康生会クリニック・康生会武田病院の糖尿病患者会「積翠会」主催で10月21日円山公園にあります京料理 いそべに行ってきました。
患者会会員11名・医師5名・看護師1名・管理栄養士2名・健康運動指導士1名・事務職2名の計22名の参加でした。
少し肌寒くもありましたが、お天気にも恵まれ、過ごしやすい日となりました。
お食事会では湯葉や豆腐を使用した京ゆば膳をいただきました。普段から食事療法を心がけていらっしゃることから、皆さん食べる量を調節しながら召し上がられつつ、話にも花を咲かせ、楽しくいただくことが出来ました。
そして食後に康生会クリニックの今井健康運動指導士より「からだを伸ばして脳活エクササイズ」と題して、数を数えながら手をたたいたり、足踏みしたりと頭も使いながらの運動を教えていただき、皆さん楽しんで参加されておられました。
その次に、康生会武田病院の米田医師より、糖尿病についてのお話をしていただきました。
近年、一人暮らし家庭が増加し、自宅での調理が難しい場合も出てきました。手軽に食べようと思うと炭水化物メニューに偏る傾向があり、それがコントロール不良・合併症に繋がることにもなりその対策としてカット野菜や簡単に使える調理便利グッズなどを活用するのも一考との話でした。
また食事療法だけではなく運動療法はやはり治療における効果は大きく、併せて行うことで倍増となる。長寿ながら若さも保っている方はやはり何事にも動く方が多い。秘訣としてはこまめに、手先をよく使い動くこと、また1人で頑張るより皆で頑張ること、そのためには患者会を仲間作りに活用してはとの糖尿病治療の基礎となる話でした。
その後、康生会武田病院医事課松山フロアマネージャーより毎年恒例となったマジックショーを行っていただき、歓声や拍手などが響き渡り、大いに盛り上がることとなりました。
最後に武田院長より積翠会の今後の発展と会員の方々とスタッフの輪をさらに広げより良い糖尿病治療に繋げられるように、と言葉をいただきました。
レクレーションとして円山公園を散策や写真撮影と思い思いの時間を過ごされ、無事日帰り旅行を終えることが出来ました。
●お食事
●挨拶 康生会武田病院 顧問 葛谷医師
●体操「からだを伸ばして脳活エクササイズ」康生会クリニック 科長 今井健康運動指導士
●講和「糖尿病について」康生会武田病院 糖尿病内科 部長 米田医師
●マジックショー 康生会武田病院 地域連携室 松山フロアマネージャー
●最後の挨拶 武田病院 院長 武田医師
文責:康生会武田病院 栄養科 管理栄養士 財木恵