医療関係者の方
CT(Computed Tomography)検査
CT(Computed Tomography)検査
特徴
当院はキヤノン製「Aquilion ONE」最新鋭320列検出器CT装置を使用しています。検出器を320列に多列化することで、多量の情報を短時間に得ることができます。
これは、患者さんに息を止めていただく負担を軽減できます。造影検査においては造影剤量の削減も可能となり、さらに放射線被ばくも格段に減少します。
収集した精密な画像は再構築(コンピュータ処理)することで多方向の断面や3D(立体画像)表示が可能となり、小さな病変をも見付けられるようになりました。
造影剤を用いた検査では、腫瘍などの血流の豊富さや、他の臓器、組織や血管などとの関係が良くわかり、腫瘍の良性悪性の診断や、腫瘍の進展範囲をより正確に診断することができるようになりました。
CT検査をご依頼される先生方へ
下記ファイルをダウンロード頂き、お電話にてご予約ください。
PDFファイルの書類を閲覧にはAcrobatReaderが必要です。AcrobatReaderは下記リンクからダウンロードすることができます。
検査のご予約・ご受診の手順
まずは・・・ |
お電話 又は FAXにてご連絡ください。 希望日・ご依頼内容・患者氏名・生年月日等必要事項をご連絡ください。
ご連絡後、依頼医様にFAXにて予約票を送信させていただきます。
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検査当日は・・・ |
患者さんは
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検査終了後は・・・ |
検査終了後、経過を紹介医療機関へご報告いたします。 ▶▶ 検査後 結果(画像・検査所見)は二種類の方法で対応させていただいています。
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スタッフは装置の最適化を目指し、良い画像を提供できるよう日々精進しています。また、紹介いただいた患者さんへの配慮(安全な検査施行や検査待ち時間の短縮)は充分させていただきます。
検査費用
検査項目 | 検査内容 | 検査費用(目安) | |
---|---|---|---|
負担割合1割 | 負担割合3割 | ||
CT検査 | 単純検査 | 約 2,000円 | 約 6,000円 |
造影検査(造影剤使用) | 約 4,000円 | 約11,000円 | |
インプラントCT | 画像処理 有 片側 | 約20,000円 | |
画像処理 有 両側 | 約30,000円 | ||
画像処理 無 片側 | 約11,000円 | ||
画像処理 無 両側 | 約15,000円 |
造影検査
腎機能(クレアチニン値)の確認をお願いしています。
喘息(治療中・治療経験あり)や、過去のCT造影検査においてアレルギーがあった方の造影検査はお断りさせていただく場合があります。
造影検査のご依頼については、確認事項が多くご面倒をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。
CT検査における前処置
CT | ||||
---|---|---|---|---|
撮影部位 | 食事 | 飲水 | 排尿 | |
単純 | 腹部 | × | ○ | ○ |
骨盤部 | ○ | ○ | × (2時間前) |
|
その他 (頭部、胸部など) |
○ | ○ | ○ | |
造影 | 腹部 | × | ○ | ○ |
骨盤部 | × | ○ | × (2時間前) |
|
その他 (頭部、胸部など) |
× | ○ | ○ |
- ○は摂取可(排尿可)。×は摂取不可(排尿)。
- 飲食×は4時間前より絶飲食でお願いします。
- 飲料は、水、お茶、スポーツドリンクに限ります。
- 飲水は副作用低減効果(脱水予防)の為、○の場合は積極的に摂ってください。
禁忌
妊娠されている方(妊娠の可能性がある方)
心臓CT検査を受けられる患者さんへ
心臓には冠動脈(かんどうみゃく)と呼ばれ、心臓を栄養する血管が流れています。この血管は動脈硬化などにより狭くなったり詰まったりすることで、狭心症や心筋梗塞を引き起こす原因となります。
冠動脈の状態を調べるには、カテーテルと呼ばれる管を腕や足の動脈から心臓まで挿入し検査をする方法があります。カテーテル検査は異常があればその状態からの治療を行うことが出来ますが、入院していただいての検査になります。検査は外来にて320列CTを使用し心臓を撮影します。通常のカテーテル検査と同様に冠動脈を描出し状態を観察できます。
検査の流れ
心拍数測定時
心拍数の高い方(心臓の動きが早い)は心拍数を下げるお薬(β遮断薬)を使用して撮影を行う場合があります。
撮影時の注意点
撮影時は息止めが重要です。撮影中に息をしっかり止めて動かないようにしてください。
検査の後
- 心拍数を下げるお薬を使用した患者さんは、その効果が消えるまでCT室前で20分ほど待機していただいてから帰宅となります。
- 検査は、コンピュータ解析が必要です。検査結果は次回の診察時に主治医から聞いていただきます。