臨床研修医募集
臨床研修のページへようこそ
医仁会武田総合病院は、国家試験後の医師の研修を行う「臨床研修医指定病院」に指定されております。
それぞれの研修プログラムがございます。
新着情報・お知らせ
- 2024/5/31
2024年夏季病院見学・説明会のご案内 - 2024/1/31
2024年春季病院見学・説明会のご案内 - 2023/12/07
2023年冬季病院見学・説明会のご案内 - 2022/8/27
医学生の病院見学再開のお知らせ - 2022/3/22
医学生の病院見学再開のお知らせ - 2022/1/24
救急症例検討会 オンライン開催について
研修計画
研修方式
- スーパーローテイト方式研修(2年間)
研修プログラム及び研修ローテート(1年目)
- オリエンテーション1週間
- 内科系24週間(総合診療科8週間および循環器内科・呼吸器内科・消化器内科・脳神経内科 各4週間)
- 救急部8週間
- 外科系4週間(外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳神経外科、泌尿器科、整形外科より選択。外科、呼吸器外科、心臓血管外科より合計2週間を含むこと)
- 産婦人科4週間
- 小児科4週間
- 麻酔科4週間
- 自由選択4週間
研修プログラム及び研修ローテート(2年目)
- 精神科(医療法人桜花会醍醐病院)4週間
- 地域医療5週間 へき地医療(宮津武田病院)4週間、開業医1週間
- 総合診療科8週間
- 救急部8週間
- 選択科目 26週間程度
※1.外科選択研修については、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳外科、泌尿器科、医仁会武田総合病院整形外科、宇治武田病院整形外科(たすき掛けPGの場合は宇治武田病院が連携施設となっている場合のみ)から選択可能。ただし一般外科、呼吸器外科、心臓血管外科から合計2週間を含むこと。
※2.年間を通じて月5-6回程度の日直・当直あり。
ローテート以外
《外来研修》
- 1年次1月より2年次12月までの1年間(宮津武田病院、醍醐病院の期間を除く)の外来研修を行う。
- 研修時間は、平日13時~17時を原則とし、0.5日×40日(20日間)以上の研修を行う。
- 一般外来診療においては、時間外担当医の指導のもとに時間外患者の診療にあたるとともに、別に定める経験すべき徴候および疾病・病態のそれぞれについて、各診療科の指導のもとに最低1例の経験を目標とする。
- 外来研修とローテート中の病棟研修の業務が重なる場合は外来研修を優先する。
《当直・日直研修》
- 1週間に1回程度の頻度で当直研修を行う。主な研修業務は、1年次は救急車対応、2年次は内科当直の副直である。
- また、1か月に1回程度の頻度で日直研修を行う。主な研修業務は、当直業務と同様、1年次は救急車対応、2年次は内科当直の副直である。
- 当直日でない場合にも、22時までは当直業務に参加が可能である。この場合、実労働時間を残業として報告する。
- また、1年目であっても2年目研修医が不在の日は、2年次当直が可能である。
- 救急は16週間の研修が必修である。1年次8週間、2年次8週間を研修する。また研修科に関係なく週1回程度の頻度で実施する日直・当直で研修する。
- 地域医療は宮津武田病院研修(へき地医療および医療連携)4週間および開業医研修(往診等)1週間とする。
- 選択期間中の研修科については研修医の希望を優先する。基本的には1か月単位の研修とするが、期間延長あるいは期間短縮も可能とする。
ただし、1診療科研修について最長3か月を超えないこととし、最短2週間以上とする。 - 1年次の最初、および、3連休以上を含むローテーションの期間はプラス1週間とすることがある。
なお、ローテーションの全体的な調整により、上記の研修期間が変更となる場合がある。
選択科目(26週間)は、将来専門とする診療科を中心に、次の診療科から選択する。
(内科、循環器内科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、糖尿内科、血液内科、不整脈科、精神科、小児科、外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、腎・透析科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、放射線科、救急、地域医療)
到達目標
Ⅰ到達目標
医師は、病める人の尊厳を守り、医療の提供と公衆衛生の向上に寄与する職業の重大性を深く認識し、医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)及び医師としての使命の遂行に必要な資質・能力を身に付けなくてはならない。医師としての基盤形成の段階にある研修医は、基本的価値観を自らのものとし、基本的診療業務ができるレベルの資質・能力を修得する。
A. 医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)
- 社会的使命と公衆衛生への寄与
- 利他的な態度
- 人間性の尊重
- 自らを高める姿勢
B. 資質・能力
- 医学・医療における倫理性
- 医学知識と問題対応能力
- 診療技能と患者ケア
- コミュニケーション能力
- チーム医療の実践
- 医療の質と安全の管理
- 社会における医療の実践
- 科学的探究
- 生涯にわたって共に学ぶ姿勢
C. 基本的診療業務
コンサルテーションや医療連携が可能な状況下で、以下の各領域において、単独で診療ができる。
- 一般外来診療
- 病棟診療
- 初期救急対応
- 地域医療
Ⅱ実務研修の方略
研修期間
研修期間は2年間とする。
協力型臨床研修病院として、宮津武田病院(地域医療研修)4週、醍醐病院(精神科研修)4週、宇治武田病院(整形外科:自由選択)また、臨床研修協力施設として伏見医師会醍醐班開業医(地域医療研修)1週の研修を行う以外は、基幹型臨床研修病院である医仁会武田総合病院で研修を行う。
- 内科、外科選択、小児科、産婦人科、精神科、救急、地域医療を必修分野とする。また、一般外来での研修を含める。
- 原則として、内科24週以上、救急12週以上、外科選択4週、小児科4週、産婦人科4週、精神科4週及び地域医療5週以上の研修を行う。なお、外科選択研修については、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳外科、泌尿器科、医仁会武田総合病院整形外科、宇治武田病院整形外科(たすき掛けPGの場合は宇治武田病院が連携施設となっている場合のみ)から選択可能。ただし一般外科、呼吸器外科、心臓血管外科から合計2週間を含むこと。地域医療研修5週のうち、4週は宮津武田病院、1週は伏見医師会醍醐班開業医での研修とする。また、精神科研修は醍醐病院で4週の研修を行う。
- 通年でのおよそ週1回(月平均6回未満)の当直・日直研修(並行研修)を行う。
- 内科については、入院患者の一般的・全身的な診療とケア、及び一般診療で頻繁に関わる症候や内科的疾患に対応するために、病棟研修が主体の総合診療科研修を1年次8週、2年次8週行う。
- 外科については、一般診療において頻繁に関わる外科的疾患への対応、基本的な外科手技の習得、周術期の全身管理などに対応する選択研修を行う。
- 小児科については、小児の心理・社会的側面に配慮しつつ、新生児期から思春期までの各発達段階に応じた総合的な診療を行うために、幅広い小児科疾患に対する診療を行う病棟研修を含むこととする。
- 産婦人科については、妊娠・出産、産科疾患や婦人科疾患、思春期や更年期における医学的対応などを含む一般診療において頻繁に遭遇する女性の健康問題への対応等を習得するために、幅広い産婦人科領域に対する診療を行う病棟研修を含むこととする。
- 精神科研修は協力型臨床研修病院である醍醐病院において4週行う。精神保健・医療を必要とする患者とその家族に対して、全人的に対応するために、精神科専門外来又は精神科リエゾンチームでの研修を含むこととする。また、急性期入院患者の診療も併せて行う。
- 救急については、頻度の高い症候と疾患、緊急性の高い病態に対する初期救急対応の研修を行うため、1年次6週および2年次8週の研修を行う。さらに麻酔科研修を4週行い、気管挿管を含む気道管理及び呼吸管理、急性期の輸液・輸血療法、並びに血行動態管理法についての研修を行う。
- 一般外来での研修については、2年次、1週に半日の並行研修によって行う。ただし、精神科研修(醍醐病院)の4週、地域医療研修(宮津武田病院4週および伏見医師会醍醐班開業医1週)の5週は並行研修期間から除く。すなわち、研修日数として合計20日以上、すなわち、4週以上の研修を行う。また、総合診療科ローテーション中には、健康診断で生活習慣病に関連する医療機関の受診を勧められた方を対象とした、生活習慣病初診外来研修を実施する。その他、地域医療研修においても外来研修を行う。症候・病態について適切な臨床推論プロセスを経て解決に導き、頻度の高い慢性疾患のフォローアップを行うために、特定の症候や疾病に偏ることなく、原則として初診患者の診療及び慢性疾患患者の継続診療を含む研修を行うこととする。例えば、総合診療、一般内科、一般外科、小児科、地域医療等における研修が想定され、特定の症候や疾病のみを診察する専門外来や、慢性疾患患者の継続診療を行わない救急外来、予防接種や健診・検診などの特定の診療のみを目的とした外来は含まない。
- 地域医療については2年次に宮津武田病院4週および伏見医師会醍醐班開業医1週を行う。研修内容としては以下に留意すること。1)伏見医師会醍醐班開業医研修では在宅医療の研修を含めることする。2)宮津武田病院では一般病棟(障害者施設等一般)を行うが、病院規模と地域性から慢性期・回復期の研修が含まれ、また、保健や福祉との連携を含む、地域包括ケアの実際について学ぶ機会が含まれる。なお、地域包括ケアの実際については、基幹型臨床研修病院である医仁会武田総合病院の地域包括ケア病棟でも学ぶ機会が含まれる。
- 介護老人保健施設、社会福祉施設、検診・健診の実施施設については、オリエンテーションで見学を行う。
全研修期間を通じて、医療安全、感染対策(院内感染や性感染症等)、予防医療(予防接種等)、虐待への対応、社会復帰支援、緩和ケア、アドバンス・ケア・プラニング(ACP)、臨床病理検討会(CPC)等、基本的な診療において必要な分野・領域等に関する研修を含むこととする。また、機会があれば、診療領域・職種横断的なチーム(感染制御、緩和ケア、栄養サポート、認知症ケア、退院支援等)の活動に参加することや、児童・思春期精神科領域(発達障害等)、薬剤耐性菌、ゲノム医療等、社会的要請の強い分野・領域等に関する研修を含む。
診療科別GIO・SBOs・LS・Ev
下記科目名をクリックすると、研修各科のGIO(一般目標)・SBOs(行動目標)・LS(学習方略)・Ev (評価)のPDFファイルをダウンロードして頂けます。
研修プログラム情報等の公表について
研修修了後について
研修修了の「臨床研修修了証書」の交付
2年間の研修修了時に研修委員会は、各研修医から到達目標の自己申告を受け、到達目標の達成を認定した研修医に対して、研修の修了を評価のうえ、「臨床研修修了証書」を交付する。その結果について厚生労働大臣に報告する。
研修修了後の進路
2年間の研修修了後は、本人の希望があれば、選考により引き続き武田病院グループの常勤医師として勤務することができる。 また、後期臨床研修医として研修することができる。
臨床研修システムの特徴
Point 1 先駆的医療を手掛ける各種専門科にて研修を行うことができます。
- 当院は500床・22診療科を有する京都市南東部の基幹総合病院であり、外科、泌尿器科、産婦人科、血液内科、脳神経外科、眼科、消化器内科、整形外科、不整脈科などの先駆的医療を手掛ける各種専門科にて専門医の指導による最先端の医療を研修することができます。初期研修終了後はそのまま当院で後期研修も可能であり、各学会専門医試験の受験資格を取得できます。
Point 2 豊富な症例と経験豊富な指導陣により救急診療のエキスパートを育成します。
- 年間約4500件の救急搬入実績を誇り24時間の6科診療体制にて対応するなど地域基幹病院として機能している当院にて豊富な救急症例を経験することができるとともに、院内BLSコースが充実しており、研修医は受講するだけではなくインストラクターとして指導もしています。さらにBLS・ACLS、JATECの資格を取得し、救急治療について高いスキルを養うことができます。また、平成26年4月からは関西医科大学救急医学科教授中谷先生(日本救急医学会指導医)を常勤医師(現在は顧問)として迎え入れ、その他に救急専門医も採用し、救急診療体制の更なるレベルアップを図っていきます。
Point 3 総合診療科研修や外来診療研修によりプライマリ・ケア医として確かな実力を涵養します。
- 2年間で4か月間の総合診療科研修では初期研修医が指導医の細かな助言と指導を仰ぎながら診断・治療・退院までの経過を指導医とともに考え実践する役割を経験することができます。これにより病歴聴取や診察などの基本的技術を習得するとともに、ICUなどでの重症患者診療を通じて人工呼吸器を含めた呼吸・循環動態の管理を学び、また、いわゆるcommon diseaseの対処法、さらには重症感染症の治療法、鑑別に苦慮する様々な疾患の系統的な鑑別法・治療法などを習得し、さらに高齢者などの社会的弱者の退院後のサポートをいかに行うかを考え、自ら実践していく力が養われます。また、2年目研修医からは内科系診療医の指導の下で主に休日・夜間外来診療を実践し、年間1,000例程の初期診療を経験することができます。
Point 4 地域医療に根差した環境で高いレベルの地域医療研修が可能です。
- 当院は、京都府下に9の病院と、診療所等の医療関連施設を有する武田病院グループの基幹病院であり、様々な施設との連携を図り人的交流を重ねているため地域医療の現場を実感しながら研修が可能です。さらに2年次には当院グループ内の関連病院にて地域医療研修を実施し、また、当院と連携する開業医にて研修も行い、高いレベルの地域医療研修が可能です。
Point 5 研修医向けのカンファレンスが定期的に開催され症例発表を学び医学を研鑽します。
- 毎週1回1時間、総合診療科部長(現プログラム責任者)が主催し、地域開業医(元当院総合診療科部長)にもご参加いただいて、研修医を対象に救急症例検討会を開催しています。研修医が経験した救急症例について担当研修医が毎回持ち回りでスライド発表を行い、様々な視点から初期対応と鑑別診断について討論し、貴重な症例の経験を全員で共有して研修医の救急診療スキルアップを図るとともに、症例のスライドプレゼンテーション法の教育を行っています。また毎週指導医により様々なテーマにてプライマリケアセミナーが開催されています。他にもほぼ1カ月に1回、臨床病理検討会(CPC)も行っています。
Point 6 指導医―研修医のコミュニケーションを大事にしています。
- 医師としてのキャリア形成過程において、上級指導医(メンター)がひとりひとりの研修医(メンティー)に対して、臨床研修は勿論、人生のあらゆることについて先輩として適切な助言と励ましを与えます。
- 「臨床研修シンポジウム」や「研修医との話し合い」を適宜行い、研修医の意見を聞きながら、研修をよりよいものにしようと努力しています。また、“Off the job training”として、医局との共同企画で「研修医歓迎会」、「修了記念パーティー」を毎年開催しています。
Point 7 出身大学や医局の垣根がなく、各科の専門医と協力しながら診療・研修することが容易です。
- どの科でも出身大学や医局による垣根はなく、また、どの出身大学の医師でも区別して扱われることは一切ありません。そのため、複数の科の医師が一人の患者に対して同時に治療にあたっていることも珍しくなく、主治医や研修医が各科の専門医と相談しながら治療方針を決定していくことが容易です。
Point 8 優秀なコ・メディカルに囲まれ高度なチーム医療を提供しています。
- 当院では、人工呼吸器や人工透析装置などの管理に習熟している臨床工学技士が24時間常駐しており、最適な管理について助言を得ることができます。また、薬剤師も24時間常駐し、併用薬に関する助言や薬物血中モニタリングシステムによる投薬設計を依頼することも可能です。また、栄養士には病態に応じた栄養管理の助言を求めることができるといったように、医師はコ・メディカルにいつでも高度なアドバイスを求めることができ、また、逆にコ・メディカルから医師に提言を受けることも数多くあります。また、栄養管理チーム(NST)、呼吸器ケアチーム(RCT)、緩和ケアチーム、褥瘡対策チームなどの医師とコ・メディカルが一体となった高度なチーム医療も提供されています。初期研修を通じて、このようなチーム医療を通じて数多くのことを研修できます
Point 9 研修医のための充実した職場環境を提供しています。
- 初期研修医のために独立した医局を準備し各人に机と上下2段ずつの広いロッカーが準備されています。無線LAN環境も整っており、各人がそれぞれ自分のPCやスマートフォン、タブレットPCから接続することが可能であり、Up to dateによる医療情報収集やJ DreamⅢによる文献検索が利用できます。また、初期研修医は寄宿舎も無料で利用することができ、生活環境の整備に煩わされることなく、研修に専念することが可能です。
ごあいさつ
医仁会武田総合病院は1993年に厚生省より臨床研修病院の指定を受け、翌年より研修医の教育に着手しました。2004年に厚労省による「新医師臨床研修制度」がスタートして、2020年から新しい研修プログラムに則って多くの研修医を採用し、医師の育成に力を注いでおります。
研修医の出身地は、北は北海道から南は九州までと幅広く、出身大学も多彩です。当院は京都市南東部の中核病院であり症例が豊富で手技も多数経験できること、セミナーや症例検討会が数多く実施されており学会発表に積極的に取り組んで学ぶ機会を多く提供していること、診療においては各科の垣根がなく診療科の壁を越えてお互いに意見交換しながら研鑽できるようになっていること、研修医同士の仲がよく指導医と研修医も身近な関係で良好な人間関係の仲で研修ができること、研修医が無理なく働きやすいように職場環境を整えていること、また院長や臨床研修部のもとに研修医の意見を聞いて研修環境の改善に日々努めていることなどが研修医にとって魅力となっております。
当院の研修の理念として、病院の経営理念である『思いやりの心』をもって全人的医療の実践に取り組むこと、を掲げております。すなわち、病態だけではなく、人生観やライフスタイルなどを含めて心の支えとなり、生きていく方法と希望を患者さんと一緒に考えられる医師を目指します。このため、プログラムは、瞬時の判断力と処置の正確性が求められる救急から、最新機器を駆使した高度医療、患者さんと向き合いながらじっくりと取り組むリハビリテーション、そして介護まで、幅広い領域をカバーしています。また、当院は総合診療と救急のスキルの育成に特に力を入れたプログラムとしております。具体的には、研修1年目は内科・外科・救急・小児科・産婦人科、整形外科、2年目は、内科・救急・精神科・地域医療が必須になっております。
それに加えて、プライマリ・ケアの実践のため、年間を通じての月5回程度の日当直研修、BLS(一次救命処置)やACLS(二次救命処置)の早期受講による技能向上、1年間週0.5日の外来研修を実施しております。
実際の研修現場では、1年目の研修医に2年目の先輩が指導する屋根瓦方式を採用しており、アットホームな雰囲気の中で研修医同士が切磋琢磨しながら成長できる環境があります。手厚い指導体制を敷いており、当然のことながら、すべての研修は指導医の監督下で行われます。その一方で、研修医は患者さんに一番近い存在として患者さんの立場に立った医療の提供を心がけるよう指導しております。
教育は文化です。どんな立派な医師も研修医時代があります。研修医を一人前の医師に育てることは、病院や地域の医療だけでなく、日本の医療にとってもとても大事なことと考えております。
皆様の将来の礎となる充実した2年間の臨床研修を、医仁会武田総合病院にて踏み出してみることを心より期待しております。
医仁会武田総合病院
臨床研修プログラム責任者
中前 恵一郎