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脳卒中PSCコア施設見学を実施しました。
当院の脳卒中PSCコア施設を見学に、令和5年6月8日、京都田辺中央病院の村上守副院長をはじめ、外来師長、理学療法士、言語聴覚士、相談員など総勢8名が来院されました。
初めに滝和郎脳卒中センター長より脳卒中PSCコア施設・脳卒中相談窓口・武田病院サンナイ会、そして新たな取り組みである「両立支援」について説明されました。
つづいて患者サポートセンターから脳卒中ホットラインを活用した患者さん受け入れの流れについてと、医事部の小畑部長より救急受け入れの状況についてお話をいただきました。
さらに髙田茂樹脳卒中センター副部長からは、ホットラインを受けてから治療に至るまでと、医師同士で迅速に治療をおこなえる工夫などを説明されました。
救急看護認定看護師の山田愛看護師から救急受入後の、救急部としての役割について説明され、適宜質疑を加えながら会はすすみました。
脳卒中看護認定看護師の江隈あすか看護師から入院から退院までの患者さんとの関わりや脳卒中相談患者さんについて説明がありました。
さらに栄養科、リハビリテーション科、薬局、医事部入院担当者、社会福祉士より、入院中の脳卒中患者さんにどのような支援をおこなっているか、多職種連携について話しました。
京都田辺中央病院の皆さんは医師、看護師、放射線科、病床管理など、多職種連携について、熱心に質問されるなど、大変興味を持っておられるようでした。
各部署からの説明が終わり、救急部、リハビリテーション室、SCUを実際に見学していただきました。
見学後、SCUカンファレンスルームで、脳卒中相談の内容をどのようにカルテに記載しているかなどの質問を受け、江隈看護師より書式を提示しながら当院がおこなっている取り組みをお話させていただきました。
村上守副院長をはじめ、京都田辺中央病院の外来師長・多職種の方々から、いろいろなご質問をいただき、活発な意見交換ができたことは、当院にとって大変有意義な時間でした。