WT1樹状細胞療法研究会と国際WT1学会について
医療法人財団康生会たけだ膠原病リウマチクリニック(旧 たけだ診療所)の非常勤医師 古倉 聡 先生(京都先端科学大学健康医療学部教授)は、「WT1樹状細胞療法研究会」(会長 大阪大学 杉山治夫 先生)のメンバーとして、日々、WT1樹状細胞療法についての研鑽を積んでおります。この「WT1樹状細胞療法研究会」は、WT1がんワクチンの発明・開発者であります大阪大学 杉山治夫 先生が、研究者(アカデミア)と医療者(クリニック)との相互研鑽をとおしてWT1樹状細胞療法のさらなる発展を図ることを目的として、我々に呼びかけて、2019年に創設されたものです。
「WT1樹状細胞療法研究会」の会員は、杉山治夫 先生(会長・大阪大学)、小笠原正浩 先生(札幌北楡病院)、小井戸薫雄 先生・郡司 久人 先生・中村仁紀 先生(東京慈恵会医科大学)、谷川啓司 先生(東京・ビオセラクリニック)、田口淳一 先生・島袋誠守 先生(東京ミッドタウンクリニック)、下平滋隆 先生(金沢医科大学)、小林正学先生(愛知県・岡崎ゆうあいクリニック)、古倉聡 先生(京都・たけだ膠原病リウマチクリニック)、武田力 先生(大阪がん免疫化学療法クリニック)、成宮靖二 先生(大阪・堂島リーガクリニック)、長辻村貴弘 先生・中村光利先生・中澤務 先生(グランソール奈良)、小角卓也 先生(九州厚生会クリニック)、長井一浩 先生(長崎大学)です。
また、「WT1樹状細胞療法研究会」は、「国際WT1学会」とも密に連携し、WT1樹状細胞療法の発展を図っております。この「国際WT1学会」は、杉山治夫 先生(大阪大学)とThiel教授(Free University,Berlin、現Charite, Campus Benjamin Franklin, Berlin)によって、2004年に創設された歴史のあるものです。事務局長は、杉山治夫 先生とkeilholz 教授(Charite, Campus Benjamin Franklin, Berlin )で、事務局は、大阪大学にあります。
「国際WT1学会」は、日本(杉山治夫 先生が主宰)とヨーロッパで、1年半ごとに交互に開催されております。
コロナ禍で、しばらく延期されておりましたが、「第10回国際WT1学会」が、2023年9月、ベルギー・アントワープ大学のBerneman教授の主催で開催される予定です。Berneman教授は、WT1mRNA樹状細胞療法の研究・開発での世界の第一人者です。
この「第10回国際WT1学会」には、「WT1樹状細胞療法研究会」のメンバーも参加し、WT1樹状細胞療法についての研鑽を重ねることが期待されております。
「第11回国際WT1学会」は、WT1がんワクチンの研究・開発を精力的に行っています米国・ニューヨークのMemorial Sloan Kettering Cancer centerが主催者になることが期待されております。