康生会武田病院 師長 栃岡千香子さん・副主任 石動美保さん 透析について
透析患者は年々増加しており、当院でも外来透析患者は増加傾向にあります。
透析は週3日~4日、一生受ける必要があり服薬管理、食事・水分管理等、日々の療養生活が重要となります。採血結果によって管理栄養士と食事の献立について患者さんに説明を行っています。
最近は認知機能の低下した患者も増えつつあり、透析日にはシャントの管理・食事や内服薬の服薬状況についても確認を行っています。高齢化に伴い日常生活動作の低下した患者にはMSWと相談し必要な介入の検討をしています。
透析療養には看護師だけではなく、臨床工学技師や管理栄養士、MSW、薬剤師など多職種との協働が欠かせません。
患者にとって透析が日常生活の中の一部になるように多職種で協働し支援を行っていきたいです。