「武田病院グループ医局歓迎会」が開催されました
2016/04/26 インフォメーション 武田病院グループ
■武田病院グループ医局歓迎会
新任医師が地域医療への貢献誓う
京都府市全域の医療や看護・介護に尽くす新任医師や、グループ各病院で医療技術を学ぶ研修医の門出を祝う、武田病院グループ医局歓迎会が4月25日、京都市下京区のホテルグランヴィア京都で開かれ、医仁会武田総合病院へ配属の18人をはじめ44人が、地域医療への貢献と活躍を誓い合いました。
開会に先立って武田隆久理事長から、「今年は44人の新任医師と11人の研修医を武田病院グループに迎えることができました。医療、介護ともに環境は厳しい状況にあります。特に今年4月には診療報酬改定が行われましたが、全体としてはマイナス回答となっており、一層厳しさが増すことになります。そんな中でも武田病院グループとしては質の高い医療の提供を基本に、患者さんに選んでいただけるような医療機関になることが必要で、新たな力でグループを活性化していただくことをお願いします」と挨拶。武田隆司専務理事からも、「国による相次ぐ診療報酬の減額と共に、新たに超高齢社会に耐えうる医療提供体制構築としての地域医療構想や、医師不足への対応が考えられています。グループ病院としてこれらに速やかに対応し、継続的に医療技術を高めて行くこと、そして緻密な医療サービスを患者様に提供していくことが大切です。新しい視線で施設や医療状況をチェックして意見を出していただくことをお願いします」と、挨拶と共に激励しました。
精華町国民健康保険病院に新たに就任した稲田秀郎院長の紹介につづいて、康生会武田病院に着任した13人など、新任医師が配属された7病院と武田病院健診センターへの健診医療担当など計44人が紹介されました。
また、康生会武田病院、医仁会武田総合病院、宇治武田病院で研修をスタートする11人の研修医が、「精一杯努力いたします。ご指導お願いします」「経験豊富な先輩に厳しく教えていただき、一人前の医師になれるよう努力します」など、1人ずつ壇上から抱負と決意を述べました。
乾杯に移り、武田隆男会長から、「新しい力で地域医療への貢献と活躍していただくことを願って」と発声、新任の医師や研修医は、赴任する各病院の院長やスタッフへの挨拶を交わすなど、和やかなひと時を過ごす中で、明日からの活躍を誓い合っていました。
最後は、武田道子副理事長による「忙しい日々の中でも、武田病院グループの理念である"思いやりの心"を忘れずに患者さんと接するようにしてください」との閉会挨拶で、歓迎会は盛会のうちに締めくくられました。