ふれあい看護体験を開催しました
2014/08/15 インフォメーション 稲荷山武田病院
「看護の日」の事業として、次代を担う高校生をはじめ京都府市民の方が、医療機関関係者および患者さんとのふれあいを通して、看護するこころや人の命について、理解と関心を高める機会となることを目的として毎年開催しています。また、看護に興味を持ち、看護の道へと進むことへのきっかけや目標を持つ機会になればと思っています。
実施日時: 平成26年8月8日(金) 8時30分~15時00分
場 所: 稲荷山武田病院 各病棟(2階病棟・3階病棟)
参加者 :3名 ☆京都府東稜高校2年生2名 ☆京都市民枠1名
【タイムスケジュール】
8:30 病院集合・受付
【ふれあい看護体験開始】
9:20~15:00 担当者と一緒に看護体験
環境調整 ・バイタルサイン測定 ・担当看護師と看護ケアを体験 ・入浴介助の見学 ・車いす移乗の見学と散歩 ・食事介助見学
☆上記の体験内容の中から、当日の患者さんの状況に合わせて体験していただきました。
体験された皆さんからは、①看護の仕事がかなり理解できた ②看護師になりたいと思う ③看護学校または看護系大学の受験を考えたい という感想をいただきました。
看護体験の中で、特に印象に残ったものは、①体温・脈拍・血圧測定 ②車椅子での移動 ③口腔ケア(歯を磨いているところを見学) ④患者さんと話をしたこと(寄り添うということ) というお答えをいただきました。
アンケート記載のあとは、オレンジの香りのアロマハンドマッサージで、参加者全員お互いに「お疲れ様」という思いを伝えあいました。最後に看護部長から、「ふれあい看護体験修了証書」を授与され、終了となりました。支援した看護師からも、①受け入れ側にとっても良い体験になった ②仕事内容を理解してもらうために配慮・工夫したことは、自分にとっても貴重な体験になった ③看護体験者を患者さんに紹介した時喜んでもらえた ④来年度も継続していきたいなど、支援体験者が「ふれあい看護体験」を前向きに捉えてくれたことは大きな成果です。これからも、病院全体で次世代の医療の一端を担う看護師を育てる最初の一歩に関わっていきたいと思います。