「武田病院グループ医局歓迎会」を開催しました
2014/04/23 レポート 武田病院グループ
■武田病院グループ医局歓迎会 -- 新任医師ら地域医療へ貢献誓う --
地域医療と予防や健康増進の役目を果たす新任医師らを迎え、武田病院グループの医局歓迎会が4月21日、京都市下京区のホテルグランヴィア京都で開かれ、グループ各病院に着任した36人と研修医6人が、地域医療への貢献と医療技術の研鑽に一層、励むことなどを誓いました。
開式に先立って武田隆久理事長が、「新たに武田病院グループに42人の新しい医師を迎えました。チーム医療を引っ張っていくリーダーとして力を発揮していただくよう期待しています。今、医療環境は大変厳しく、消費増税の社会還元は実現からほど遠く、診療報酬改定も実質マイナス査定で終わってしまいました。厳しい中でも医療現場が力を抜くわけにいかず、武田病院グループの機能分担、コメディカルとの連携など、新しい息吹を吹き込んでください」と挨拶しました。
続いて武田隆司専務理事からも、「高度先進医療の進展など、日本の医療は高い水準を維持していますが、国民の目線はわれわれ医療者が頑張って保っている点はなかなか評価してもらえず、しわ寄せは医療現場にきているすべてといって差し支えありません。看護基準制度、診療報酬もそうで、国の施策は上下するだけなのが現状です。厳しい状況には変わりありませんが、効率化を求めて改革を進めてまいりますので、新しい目線で指摘していただくようお願いします」と激励と歓迎の辞を述べました。
今春から、新たに康生会北山武田病院の院長に就任した若月芳雄先生の紹介と挨拶に続いて、武田病院に配属された10人、医仁会武田総合病院に就任する16人の医師など、6病院の新任医師を院長が1人ずつ壇上にて紹介されました。また、康生会武田病院と医仁会武田総合病院で2年間医療実習に携わる6人の研修医が、「医師としての第1歩を武田病院グループで踏み出せることに誇りに思います」「少しでも地域医療へ力を発揮することを誓います」と、それぞれ決意表明を行いました。
乾杯に移り、菊池晴彦特別顧問の「地域医療の発展と武田病院グループの一員として活躍を」と発声、和やかな語らいの中にも、明日からの医療現場での活躍を誓うよう呼びかけました。結びとして、武田道子副理事長から、「患者さんへの思いやりの心を忘れず、頑張ってください」と呼びかけました。