看護の日近鉄新祝園駅で大勢が健診受ける
2010/05/19 レポート 精華町国民健康保険病院
看護週間の5月14日、精華町の近鉄新祝園駅2階改札口一帯で、精華町国民健康保険病院の看護師らが、町民や出勤途中の皆さんの健康チェックを行いました。午前10時の開始を待ち兼ねるように15人もの列ができる恒例行事で、訪れた木村要町長も「人口が増加している精華町民の健康長寿のために、自分で自分の体を守る予防医療を推進してほしい」と訴えました。
精華町国民健康保険病院(精華病院)は、2006年から医療法人医仁会(武田病院グループ)が指定管理者として管理運営を行っています。看護の日は、看護師の礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで、5月12日に制定されていますが、武田病院グループでも看護週間に、各地でさまざまな行事を催しています。
改札口前の広場にテーブルを並べ、総合受付や体脂肪、血圧、血管年齢、骨密度測定の機器が置かれ、待ちかねた人たちが早速、両手に体脂肪測定器を持って健康状態をチェック。全ての項目の検査を終えると、用紙を管理栄養士に提出、栄養士から血圧管理の大切さや塩分を控え目にすることなど、生活習慣の改善点について数値を見ながら、わかりやすく指摘を受けていました。
午後からは精華町の木村要町長も訪れ、自身も全項目の健診を行った後、町民の方々や取材陣と健康問題などについて懇談。木村町長も、昨年との値の違いを比べながら、「町民の皆さんの健康長寿のためには、私自身が若い体でないと」と、笑顔で話していました。
健診には午後4時までに150人が受診。受診者の中には、「今日は寒くて血圧が普段より高かった。ちょっぴり太り気味でメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が心配です」と、看護師に質問をし、「できるだけ定期健診を受けることと、体調がおかしいと思ったら、気安く国保病院へお見えください」とアドバイスを受けていました。