武田病院グループ「平成26年度新採者辞令交付式」を開催しました
2014/04/18 インフォメーション 武田病院グループ
■武田病院グループの平成26年度辞令交付式 --医療従事者としての活躍誓い--
平成26年3月25日(火) キャンパスプラザ京都
日進月歩の最新医療の実践と日ごろの研修など、京都府民の健康増進のために、新たに医療職業人としてスタートする武田病院グループ平成26年度新採用者の辞令交付式が3月25日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で行われました。武田病院グループ9病院と、介護福祉関連施設などへ就く149人に1人ずつ辞令が手渡され、医療現場での活躍を誓いました。
武田隆久理事長から、医療法人医仁会武田総合病院、宇治武田病院、悠仁福祉会、タケダメディカルフーズサプライセンターに配属される看護師や管理栄養士の方々に、氏名と職場を述べられた後に辞令が交付され、全員が緊張の面持ちで辞令を両手で受け取りました。続いて、武田隆司専務理事から医療法人財団康生会、医療法人財団医道会、武田道子副理事長から、青谷福祉会各施設に配属される新職員に辞令が手渡されました。
病院長や幹部職員らが列席する中、武田隆男会長が祝辞として、「新しい気持ちで武田病院グループの現場に立たれるのですが、皆さんは挑戦された大勢の中から選ばれた優秀な人材ばかりです。若い、はつらつとした活動力、新しい目線でグループの医療現場で大いに活躍していただきたいと思います。今、1人ひとりの顔を見ていても、『頑張るぞ』という自信と誇りがうかがえます。いつまでもその気持ちを忘れずにいてください。21世紀になって、人の生命に関する新たな案件が多く出てきました。それに伴って医療技術も進歩し、機器だけでなく医療人も含めた再構築が求められています。皆さんは、この変革に立ち向かえる人材であり、京都の文化や伝統、史跡などに触れることで人間性をより高め、地域の人々からも信頼される医療人になってくれることを期待しています」と述べました。
続いて、武田隆久理事長からは、「3つのお願いがあります。1つ目は、武田病院グループの全職員が常に心がけている基本理念『思いやりの心』を大切にし、患者さんや内外の人に接していただく。相手の方が、『どうしてもらったらうれしいのだろう』という観点に立つことです。2つ目は、配属される職場の機能を早く知ることは当然のこととして、介護から健診予防、急性期、救急医療といったグループ全体の機能分担についても把握していただく。3つ目は、新しい目と感覚で職場に目と気を配っていただき、効率化などについて気づいたことはどんどん提案してください」と訴えました。
また、武田道子副理事長、武田隆司専務理事、医仁会武田総合病院の森田陸司院長からも、
●患者さんとは目線を低くして接することを心がけて
●失敗を恐れずに前向きに挑戦を
●陰で物事を言わずに人対人で対話を
●1日も早くチーム医療の一員に
といった心構えやアドバイスが贈られました。
平成24年採用の先輩として、武田病院看護部の遠藤若菜さんから、「手術室の看護を担当していて、意識の有無にかかわらず、患者さん個々に応じた看護を行えることを心がけています。当初は戸惑うことが多かったのですが、先輩の助言や自分自身の研磨を重ねるうちに対応できるようになりました。失敗もたくさんあったのですが、『楽しくなりたければ楽をするな』の先輩の言葉を胸に、これから一緒に頑張りましょう」と、先輩や同僚の支えを信じて働く喜びを訴えました。
幹部職員の紹介に続いて、新採用者全員が「思いやりの心の実践」「ブリッジ・ザ・ギャップスを大切に」などと決意を述べました。新採用者は外部講師、グループ職員講師による様々な講義、研修を受けて3月31日から各初任地へ配属されました。