令和６年３月29日（金）に、「令和５年度　看護師特定行為研修終講式」が医仁会武田総合病院で執り行われました。
第四期生は、武田病院グループ外からの４名を含めた計10名が１年間の研修機関を終え、これまでの研修実績と先輩看護師の活躍により、探求心を高める看護師が増えてきました。

はじめに一山院長から一人ひとりに修了証が授与されました。
修了生は研修を終えた喜びを噛みしめながら修了証を受け取りました。

続いて一山院長から「昨今の医療業界では『医師の働き方改革』が問題視され、４月からは新制度も始まります。しかし、本当は看護師の皆さんも医師に同等する、もしくはそれ以上の多忙な日々ではないでしょうか。それでも皆さんは、医師やその他のメディカルスタッフとともに地域医療を支えてこられました。これからも、分からないことは聞くことを忘れず、医療事故のないよう安全に業務を勤めてください」と激励の言葉を贈られました。

山本看護部長は「患者さんへのケア、医師への協力態勢を十分に、あとは仲間づくりも大切です。一人では医療を行えませんので、周りとの連携を密に取ることを忘れないでください。皆さんがこれまで学んだ知識を現場で発揮して、後輩たちへつながることを願っております」とこれからの活躍に大きな期待を寄せました。

今後は地域医療及び高度医療の現場で中心的な存在として修了生の活躍が期待されます。
当院では、今後も看護師特定行為研修を通じて、チーム医療のキーパーソンとしての役割を発揮できる看護人材の育成に取り組んでまいります。