軽度アルツハイマー型認知症の新薬 レカネマブ(商品名:レケンビ®)について
2024/02/14 インフォメーション 医仁会武田総合病院
軽度アルツハイマー型認知症の新薬 レカネマブ(商品名:レケンビ®)について
医仁会武田総合病院で治療を行っております
軽度アルツハイマー型認知症治療薬 レカネマブ(商品名:レケンビ®)につきまして、当グループでは2024年2月14日より医仁会武田総合病院にて治療を開始しております。治療をご希望される方は以下の内容をご確認いただき、医仁会武田総合病院の窓口にご相談ください。
はじめに知っておいていただきたいこと
軽度アルツハイマー病治療薬「レケンビ注」について
万全のチーム体制
医仁会武田総合病院では、レケンビの投与に関して患者さんに安心して治療を受けていただけるよう万全のチーム体制で対応しています。
レケンビでの治療をご希望の場合は当院ホームページ上の「はじめに知っておいていただきたいこと」または受付でお渡しする説明文をご確認いただいてから受診していただきます。 |
他の医療機関の先生からの紹介の場合は患者サポートセンターのスタッフが丁寧に対応いたします。 |
初診時には担当医師による問診、診察、認知機能評価を行います。投与が始まるまでは画像診断などの検査結果を細かくチェックして投与対象となるかどうか慎重に判断していきます。 投与が始まったら定期的にMRIなどの検査を行いながら経過を見ていきます。 |
高性能のMRI機器による画像検査を行い、脳の状態を確認します。 |
レケンビ投与の可否を判断するために認知機能に関する検査を受けていただきます。専任の言語聴覚士及び臨床心理士が検査を担当いたします。 |
来院された際には外来スタッフが次回受診の事や注意事項などを説明させていただきます。 |
脳内のアミロイドβ蛋白が脳内に溜まっているかどうかを調べる検査を行います。当院では身体への負担が比較的低いPET検査を推奨しております。 患者さんのご希望により髄液検査を行うこともできます。 |
レケンビの副作用の発現に関係するとされるAPOE遺伝子の検査を行うことができます。この検査は患者さんのご希望により行います。 |
レケンビの点滴注射薬は薬剤師が無菌室で安全な状態で調製した後、患者さんに投与されます。 |
看護師が安全に配慮しながらレケンビの投与を受けていただきます。点滴後は副作用の有無の観察をさせていただきます。 |
レケンビの投与により、副作用があった場合は当院の救急スタッフ、及び認定看護師と連携して迅速に対応いたします。 |
認知症看護特定認定看護師が患者さんの日常生活における相談を受けます。 |
【クリニック・病院の皆様へ】
お問い合わせは
医仁会武田総合病院患者サポートセンター
TEL:0120-72-6530(フリーダイヤル)