防災訓練を実施しました
2023/09/30 レポート 医仁会武田総合病院
9月28日(木)、当院の西館透析外来で防災訓練を実施いたしました。
震災、火災、水害などの災害時は、停電やエレベーターの停止をはじめあらゆる事態が想定されます。
そのような緊急時に患者さんを安全に避難させるには、職員の素早い初期対応が求められます。
今回は、午前11時に震度6強の地震発生したという想定。
各コンソールから警報が発令し、揺れが収まるまで身の安全を確保した後、避難します。
看護師3名、臨床工学科6名でAチームとBチームに分かれて実施。
職員が患者役となり、独歩の患者、護送の患者などに分けました。
各チーム25分以内に脱出し、30分以内に点呼までの終了を目指します。
電気が消えた暗い中、リーダー指示のもと、それぞれのスタッフが迅速な判断をします。
一時は正面入り口から脱出を試みるも、防火扉が閉まっていて出られないなどのアドリブを入れた設定で訓練を行いました。
無事、両チームとも制限時間内に脱出。
訓練を終えた職員たちは、今回の訓練であらゆる想定を考え、対応が遅くなりそうなものや責任者がいない場合の判断など、一つひとつ丁寧に確認していました。