消防訓練を実施しました
2023/07/06 レポート 医仁会武田総合病院
7月5日(水)、当院で消防訓練を実施し、26名の職員が参加しました。
震災、火災、水害などの災害時は、停電やエレベーターの停止をはじめあらゆる事態が想定されます。
そのような緊急時に患者さんを安全に避難させるには、職員の素早い初期対応が求められます。
今回は『エアーストレッチャー』(エアーストレッチャー株式会社)、車椅子、担架を使用して、院内の階段で搬送する想定で練習を行いました。
初めにエアーストレッチャーの練習です。
エアーストレッチャーは、3本の安全ベルトでしっかり固定して平地での移動は頭側から、階段時では足側から滑らせるように降ろします。
次に、車椅子での練習です。
車椅子を30度ぐらい傾け、車輪を階段に沿うように転がしながら進みます。
当院のリハビリセンター職員が指導し、力の掛け方やコツを教えていました。
最後に、担架での練習です。
従来からある搬送器具ですが、安全ベルトがあったエアーストレッチャーの後では力の掛け方や持ち手の位置の違いに苦戦していました。
全ての練習を終えた職員たちは「この器具では男性職員の助けが必用」「階段の踊り場でこのように回転させた方が良い」などと一つひとつ丁寧に確認していました。
当院では、防災委員会を設置し、消防計画の適正・円滑な運営を図り、災害時に備えています。
これからも安心して診療を受けていただけるよう、引き続き一人ひとりの防災の意識を高めてまいります。