新着情報

  1. トップ
  2. 広報・読み物
  3. 新着情報
  4. 第17回下京区・南区市民公開フォーラム 桝田先生・高橋先生がご登壇されました

第17回下京区・南区市民公開フォーラム 桝田先生・高橋先生がご登壇されました

2022/03/31 レポート 武田病院グループ

L1022919_s.jpg第17回下京区・南区市民公開フォーラム
「あなたはコロナ時代を生き抜けるか?! 感染症予防のポイント
 ~ウィズコロナ時代の生活習慣病対策も含め~」
メルパルク京都で開催

 感染症予防や生活習慣病対策などをテーマにした、第17回下京区・南区市民公開フォーラム「あなたはコロナ時代を生き抜けるか?! 感染症予防のポイント~ウィズコロナ時代の生活習慣病対策も含め~」が3月19日、メルパルク京都(京都市・下京区)で開催されました(下京東部医師会・下京西部医師会:共催、京都市:後援)。まるで冬の寒さが返ってきたようなお天気の中、約70名が参加。新型コロナウイルスの感染予防対策を取りながら熱心に聞き入っていました。

L1033779_s.jpg 総合司会を務められた十条武田リハビリテーション病院・高橋衛循環器センター長は、コロナウイルス感染が少しずつ減少してきている中、3/22からまん延防止等重点措置が全国一斉解除となることに触れ、「まだまだ油断はできません。コロナウイルスだけではなく、さまざまな感染症から身を守る方法を身につけていただければ」とあいさつされました。

 第一部の特別講演では、京都市立病院・清水恒広副院長が「コロナ禍の今、ずっと身につけておきたい感染症予防の基本」と題してお話くださいました。感染症を引き起こす3つの要因、主な感染源や感染対策について説明したほか、「一人ひとりが『感染しない』『感染させない』『感染を広げない』気持ちを持ちましょう」と呼びかけられました。

L1033973_s.jpg 続いて、当グループからは武田病院健診センター・桝田出所長が「コロナ禍での食事・運動のポイント」と題して、時折笑いを交えながら、熱弁を振るわれました。食事は、「糖質と食物繊維は一緒に摂る」「炭水化物・糖質を摂りすぎないこと」など、よくある組み合わせの注意ポイントを解説、運動は、テレワークなどで座っている時間が増加していることを指摘し、「1日11時間以上座っている人は、4時間未満の人と比べ死亡リスクが40%も高まります。日常生活で家事など動くことを意識したり、ヨガや筋トレなど動画を見ながら行うなど、少しずつ体を動かす機会を増やしましょう」と呼びかけられました。また、新型コロナウイルス感染症の影響で健診受診率が減少していることについて「がんや生活習慣病はコロナの収束を待ってくれるわけではありません。人間ドックや健診を受けて病気の早期発見やWITHコロナ時代の新しい生活様式を身につけましょう」とお話くださいました。 

 第二部の質疑応答では、高橋センター長が司会を務められ、桝田所長のほかに、清水副院長、京都南病院・中西和呼管理栄養士を加え、感染症の予防や対策、免疫力を上げる食事や組み合わせ、コロナ禍での運動不足の解消法など、事前にいただいた質問に丁寧に回答されました。
L1033693_s.jpg