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Iru miru 健康通信 北山武田病院 皮膚科 入江 ひかり 「美容医療」

2021/07/31 メディア 武田病院グループ


※医師やスタッフの肩書き/氏名は掲載時点でのものであり、現在は変わっている可能性があります。


入江先生_DSC05297.jpg北山武田病院 皮膚科 入江 ひかり 「美容医療」

 正しい洗顔方法って?

 シミや肌トラブルを悪化させないためには、皮膚にできるだけ刺激を与えないことが大切です。まずぬるま湯で肌を濡らし、泡で顔全体を包み込むように優しく洗います。泡がなくなるまですすいだら、タオルをそっと肌にあてて水分を取ります。その後、化粧水や乳液などの保湿も、たたいたりすり込んだりせずそっと押し当てるようにします。ふき取りタイプのメイク落としや化粧水は刺激になるのでなるべく使用は控えましょう。

 美容皮膚科とは?

 かつては美容医療というとメスを使った手術、いわゆる"美容整形"が主流でしたが、レーザーや注入など非外科的施術が増えるにつれ美容医療はより身近なものになっています。美容皮膚科では、ニキビやしみ、しわなど肌の悩みに対して、施術だけでなく日ごろのスキンケアから化粧品に至るまで適切な対策をご提案し、長期的な美肌へと導くお手伝いをしています。最近は中高年の男性の受診も珍しくありません。これまで美容など全く興味がなく、日焼け止めも塗ったことがないという方でも、美容医療を受け若返った自身の姿を見ると、この状態を保ちたいと日ごろのケアを継続するモチベーションにもつながります。いつまでも若々しい肌を目指してまずは受診してみてください。

 美肌のために今からできることは?

 生活習慣病と同様に日々の生活習慣が皮膚の加齢に影響しますので、地道なスキンケアの継続が何よりも大切です。一番は紫外線による「光老化」を防ぐことですが、日焼け止めの使用方法にも注意が必要です。使用量が少なすぎたり、塗り残しがあると十分な効果は得られません。さらに汗や衣類につくと落ちてしまうため、夏場は特にこまめに塗り直してください。日焼け止めは毎日のスキンケアとして一年中使用することをお勧めします。