事例検討会を開催しました
2019/12/16 レポート 精華町国民健康保険病院
事例検討会を開催しました
精華町国民健康保険病院 副主任(療養・退院支援委員) 澤井 亜弥
当院は、病床数50床の障害者病棟です。神経難病、重度の肢体不自由者、重度の意識障害等の患者さんの入院が70%を占めており、療養・退院支援委員を中心にしてカンファレンスを開催し、情報共有や問題を明確にしています。
多職種と連携した合同カンファレンスをするなか、情報共有が不十分な部分もあるため、「事例検討会」を開催しました。多職種が参加し、支援を行う上で必要な情報は何か、事例の中で不足している情報などについてグループワークを行いました。グループワーク後の発表では、予測、検討していかなければならない情報など、専門分野の特色も出た発表となりました。研修参加者からは、定期的に事例検討会を開催してほしいという声もあり、今後も検討会を企画し有効なカンファレンスとなるようにしていきたいと思います。
患者さん、家族の意思決定を支援、多職種と統一した目標設定をし、積極的に地域との連携を図りながら、その人らしい入院生活、その人らしい暮らしができるよう、院内全体で支援できる体制の構築を目指したいと考えています。