医仁会武田総合病院では、開業医の先生方、病院など地域の関係機関と連携・分担することで、地域一体となった患者さんへのご支援を行っています。

このたび当院では、この機能をさらに充実させるため、６月１日に『患者サポートセンター』を開設しました。これまでの複数の部署がそれぞれの領域でご支援するスタイルを改め、医師・看護職・社会福祉士（ソーシャルワーカー）・事務職員が一つの組織となり、関係機関のご協力のもと、お一人おひとりの患者さん・ご家族をご支援してまいります。

組織再編により、近隣医療機関からのご紹介・逆紹介の推進、退院・転院の推進、地域医療連携体制の支援（地域連携パス・２次医療機関との手術連携等）はもちろんのこと、在宅療養、転院支援（医療・福祉・行政機関との連携）、継続的な生活支援を強化していく考えです。さらに、療養生活で患者さんがご不安を抱かれないよう、心理的なご支援をさせていただくほか、国・自治体等による社会的支援や社会保障制度の活用のアドバイス、がん相談窓口によるサポートも充実させてまいります。

患者さんのご紹介、入院決定から入院時、入院・療養中、退院、退院後の生活に至る各プロセスを一貫して『患者サポートセンター』が行なうことで、患者さん・ご家族に安心して頂き、地域医療連携が円滑に推進されることをめざします。関係機関の皆さんのご理解・ご協力を頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

患者サポートセンター長　川西昌浩

【患者サポートセンター　組織図】

 

 

→これまでは、各職種が別々に支援を行なってまいりましたが、
職種を越えて、協働することになりました。

【患者サポートセンター　FAQ】

Q.　患者さんを紹介する窓口は、変更になりますか？
いいえ、患者サポートセンター（元地域医療連携室）にて承ります。
電話番号などの連絡先も変わりません。

Q.　地域医療連携室の名称が、変更になったのでしょうか？
はい、患者サポートセンターに名称が変わりました。
患者サポートセンターは、地域医療連携室・看護師・社会福祉士・医事部などの部門を
包括した組織となりました。