第9回 武田病院グループ 看護研究発表会が開催されました
2018/02/17 インフォメーション 武田病院グループ
第9回 武田病院グループ 看護研究発表会
~研究成果をグループ内で共有・実践へ~
武田病院グループの看護研究成果を発表する「第9回看護研究発表会」が2月10日(土)、京都市下京区のしんらん交流館大谷ホールで開催されました。
当日は、京都光華女子大学大学院の清水房枝教授、他4校の看護系大学・専門学校より5名のご来賓の先生方を迎え、また研究会顧問の内藤和世院長(康生会武田病院)、森田陸司院長(医仁会武田総合病院)、各福祉施設長、他グループ35施設・約300名の参加で会場は満席となりました。
冒頭挨拶に立った坪木由美実行委員長(宮津武田病院)は、2018年度に実施される国保改革や診療報酬・介護報酬同時改定などに触れながら「医療・介護は正念場が続き、厳しい状況だからこそ、看護・介護職員は課題を持ち、研究成果を共有し活用することが重要。より質の高いケアにつなげてほしい」と研究発表会の意義を語りました。
今回の発表は、病院10演題、健診センター1演題、介護施設4演題、通所介護1演題の合計16演題。情報伝達や感染管理といった院内・施設内での研究はもちろん、退院支援や訪問診療時の看護業務、送迎サービスでの転倒予防など、在宅医療・介護分野での研究が多数発表され、まさに地域包括ケア時代を反映した研究発表会となりました。
質問タイムでは会場から次々と手があがり、なかでも「導入コスト」や「考えうるリスク」など、発表内容を自施設でも応用していこうとする質問が相次ぎ、積極的な参加が伺えました。
本部看護部山本薫里部長は「今回は施設全体、或いは組織を横断した取り組みの発表が多い印象でした。感じたり考えたりできる良い内容であったと思いますし、感じた後は行動し、是非これを実行していただきたい」と総評しました。
また、次回の第10回大会について「記念すべき大会として研究をめざして下さい」と会場に呼びかけました。