第1回療養・退院支援事例検討会を開催しました。
2017/08/09 レポート 精華町国民健康保険病院
平成29年6月29日第1回療養・退院支援事例検討会を開催しました。
私たちの願い:患者・家族が安心して療養生活が送れるよう支援できる医療人でありたい
内容:地域包括ケアシステムとは
「退院支援の流れ~事例を通して~」
事例検討とグループワーク
参加者:医師 4名 看護師 18名
医事部職員 2名 合計24名
〇意思決定支援を大切にした事例を発表でき、また、事例検討に対するグループワークを医師、看護師(外来・透析・病棟)、医事部職員と行った。
さまざまな意見や患者に対する思いを確認でき、患者の支援は医療側が選択肢を決めつけず、支援方法を患者や家族とともに考える重要性がわかり、多くの選択ができることが分かり、療養・退院支援に関する意識改革につながった。
今後も病院全体で療養・退院支援で協働していきたい。
(病棟看護師:澤井・右田)
○今回の事例検討会は、院内の他部署職員を交えて行った。普段は看護師のみで構成されている療養・退院支援委員だが、このような場を設けたことで、各部署からの様々な角度からみた意見や課題を知ることができた。
次回は、院外の在宅スタッフを交えての検討会を予定しているが、在宅から、どのような意見や課題・要望が出てくるか期待している。
(外来看護師:加藤)
○療養・退院支援委員会の活動を知ってもらういい機会となった。
グループワークでは一つの事例に対して、様々な角度からの意見が出ていたので、皆で集まって事例検討をするのはとても意味のあることだと感じた。
そして、事例検討を通して、支援の方向性・留意点を整理し、カンファレンスを重ね、皆で共有し支援を進めていくことに効果的であることが確認できた。
(医事部職員:三輪)
患者・家族の意思決定支援ができるように患者様の情報を共有し、入院時から生活支援を中心に、退院後の暮らしの場と暮らし方を一緒に考えていきます。
また、在宅の状況を知り地域の方とも顔の見える関係で連携していきたいです。
今後は、他施設の方とこのような事例検討会が開催できるように取り組みます。
(療養・退院支援委員会)