高齢の方々は複数の疾患を持っていることが多く、服用する薬も多くなり、それが薬の飲み間違い、飲み残し、副作用など有害事象のリスクが高まり、高齢者の医療をめぐる問題としてこうした「ポリファーマシー（多剤併用）」が大きな関心を集めています。

　このポリファーマシー対策として、当院では医師・看護師・薬剤師・社会福祉士で構成される「ポリファーマシー対策チーム」が活動しています。

　具体的な活動内容として、10種類以上の薬剤を服用している患者さんを対象に、毎週土曜日に病棟内をラウンドし、中止薬剤の検討や患者さんの希望の確認、減薬後の経過の観察をしています。

　

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