ナーシングメッセージ

看取り期の他職種連携の重要性

現在、施設で最期を迎える(看取り) をされる方が増加しています。看取り期においては他職種連携が特に重要であり、職種・職員間でのカンファレンスの頻度も増えます。今まで人の最期に携ったことのない介護職員は、恐怖心が強くなり看護職員に委ねてしまう傾向があります。

私はヴィラ山科へ入職して、看取り期となったご利用者が、自分の人生を全うされる、その最期に立ち会える事はとても重要だと思っています。介護職員が利用者さんの日常生活ケアを日々行い、日頃一緒にいる顔なじみの職員に見守られ、最期を迎えられる時の表情はとても穏やかです。その姿を見ると、今までやってきて良かったという達成感や頑張ろうという意欲につながります。 今後、さらに超高齢社会となっていきます。利用者さんの人生の最期に立ち会えることは、素晴らしいと思って貰えるよう、今まで行ってきた援助を他職種間で振り返り、残された人生を楽しく過ごしてもらえるように、私達は援助していきたいと思います。

特別養護老人ホーム ヴィラ山科
山下 綾

 

たけだ通信116号より(たけだ通信をみる

一覧に戻る

病院見学・インターンシップ・採用に
ご興味のある方は
ぜひお気軽にお問い合わせください!

TEL.075-354-7117

受付時間:月~金 9:00〜17:00
     土曜日 9:00〜13:00

私たちと一緒に武田病院グループで働きませんか?
Copyright © 2017 Takeda Hospital Group. All rights reserved.
pagetop