新卒採用の職員対象にフォローアップ研修を10月29日に開催しました。
昨年は新型コロナ感染拡大により新入職員さんへの研修が出来ずにおりました。そこで入職２年目の皆さんにも参加いただき、また配属先の先輩も含めて合計16名でハイブリッド方式にて行いました。

内容は

① 医療安全研修「誤認防止」
② 手洗い講習
③ グループワーク「コンセンサス・ゲーム」

という内容で半日行いました。

　

医療安全研修では本部　医療安全管理部の浜崎部長よりグループでの栄養関係インシデント・アクシデント件数とその内訳、その中でも重大事故につながる食物アレルギーの話を中心に安全で安心な医療・介護を提供するための基本とする考え方を説明していただきました。
手洗い講習では「手洗いチェッカー」を利用し、日常のアルコール消毒と手洗い方法の確認を専用キットを用いて行いました。

最後のグループワークではコンセンサス（同意）を取りながらミッションを遂行することの重要性をゲームのなかで学ぶことを先輩職員もチームを組んで一緒に行いました。ゲームのなかで「多数決やじゃんけん」といったものに頼らず「同意」を中心にチームの意見をまとめ、ゴールに近づくことの難しさと大切さを楽しみながらそれぞれの役割を果たすことで日常の業務では気づけないことを学ぶ機会に出来たと感じます。

「インシデント・アクシデントを減らすことや今後の業務を改善するためにも報告の大切さを改めて感じました。」「手洗いする時は集中するようにします。」「現場でもチームワークが必要だと思うので自分の意見を伝えることや相手の話をよく聞くことなど心がけたい。」など感想をいただきました。

来年からもこのような研修を続けて、より良い食事提供につなげられるようにしていきたいと思います。

文責　村上英都子（本部　栄養管理部）