お知らせNews
長く受け入れが出来ていなかった 他地域からの視察 について、本日は京都府宇治市の認知症事業の視察に来られていた シンガポールの保健省や事業経営者の方々などをお招きすることが出来ました。
施設長からのセンター概要説明のあと、個別に事業の運営やハード面のことなど様々なご質問を頂きました。まだすべての活動や面会等が制限解除されておらず、施設内などを全てご覧頂くことは出来ませんでしたが、カフェやクリニックの機能などをご覧頂き、情報交換することが出来ました。
宇治市役所では、松村市長はじめ、健康長寿部部長などの担当者、また伊藤俊彦さんご夫婦など当事者の方も同席の上、宇治市の事業や総合センターとの連携について説明がなされました。現状は15%程度(日本の約半分)であるシンガポールの高齢化率も2030年に25%に迫り、その伸び率は日本の其れをも上回るスピードともいわれ、喫緊の課題であることを仰っていました。今後も宇治市や総合センターとの交流を願われ、視察は終了し、あらためて宇治市の事業など取り組みの成果や、総合センターの可能性などを理解する良い機会になりました。