お知らせNews
7/31、8/1の2日間
宇治市槙島町にある「いのうち農園」にて万願寺唐辛子の収穫作業が晴天の下、感染対策にも十分に留意されながら開催されました。
これは宇治市認知症アクションアライアンス事業の一つ「しごとれもん」として、4年目を数える取り組みであり、こんな素敵な取り組みにのっからない手はないということで、今年度も京都認知症総合センタークリニックの患者さんや、カフェほうおうのご利用者、またグループホーム鳳凰槇島の入居者の方など 10名超の認知症本人が参加されました。
この2日間で収穫された万願寺唐辛子は、当日中に仕分け作業や販売作業まで続けられ、その収益の一部が認知症本人へ支払われることもあり、楽しみながらも、責任感を持って真剣に取り組まれていた姿は、本当に眩しいものでありました。
クリニックやカフェを含む、京都認知症総合センターの役割の一つである「認知症初期の支援」このサポートを担うにおいて、このような ”つなぎ先” があることは地域で活動するうえで非常に大きなアドバンテージにもなり、この「しごとれもん」のような動きが京都府内や全国にも広がっていくことができればと思いました。
なお、今回の万願寺唐辛子、予約販売も受け付けておられ、京都認知症総合センター内においても事前に広報していたところ、昨年度の2倍を超える20kg以上の注文があり、多くのご家庭で食卓を彩ったことと伺っております。もちろん売り上げが上がれば、当事者への対価も増えるわけであり、それら含めて多くの人にとって Win-Win の取り組みになったことをご報告しておきます!
【電話】0774-25-1125(カフェ直通)
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【メール】 cafehoou@takedahp.or.jp