当院について

病院指標

年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 19 81 51 37 83 201 290 874 958 299

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>令和5年度退院患者さんの人数を10歳刻みの年齢階級別に集計しており、年齢は入院時の満年齢です。
特 徴
当院の入院患者は比較的ご高齢の患者が多く入院され、60歳以上の占める割合が全体の85%と大勢を占めており、比較的若い世代である40歳代以下は全体の占める割合は9.4%となっております。
年代別の主な疾患は40歳代以下では小児整形外科をはじめ、上肢の外科、膝や肩の鏡視下手術を中心とした靭帯形成術、半月板手術などのスポーツ外傷をはじめとした整形外科の手術疾患が大勢を占めており、内科疾患では細菌性腸炎や扁桃周囲膿瘍など炎症疾患が比較的多くなっております。60歳代以上では膝・股関節関節症に対しての人工関節置換術をはじめとした整形外科の手術疾患が多く、他では白内障手術、肺炎、2型糖尿病、前立腺の悪性腫瘍、結腸の悪性腫瘍、脊柱管狭窄症、股関節・大腿近位の骨折、慢性腎不全、等が多くなっております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 37 31.87 20.60 24.32% 86.38
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 18 16.61 13.52 11.11% 75.11
0400801499x012 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:あり-A-DROP スコア2 13 15.00 18.22 15.38% 86.00
050130xx9900x0 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 13 32.54 17.38 38.46% 89.69
0400801499x002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-A-DROP スコア2 - - 15.44 - -

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食べ物や飲み物が誤って気管に入り、細菌が唾液と共に肺に流れ込んで生じる肺炎を誤嚥性肺炎といいます。肺炎は日本人の死亡原因の第3位で、肺炎で死亡される方の92%は65歳以上の高齢者となっており、当院の肺炎患者の平均年齢も80歳代後半とご高齢の患者が多く入院なされております。治療には肺炎の原因となる細菌を殺す抗菌薬で治療を行い、治療後の体力回復にリハビリなどを取り入れ、早期に日常生活に復帰できるよう、医師、看護師、コメディカルで連携をとり共に治療を行っております。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 43 4.40 4.55 0.00% 69.58
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等-処置1:なし-処置2:0-副病:なし-0 19 15.16 15.12 0.00% 77.68
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など)-腹腔鏡下胆嚢摘出術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 18 5.94 5.98 0.00% 67.83
060150xx99xxxx 虫垂炎-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 11 10.46 8.02 0.00% 62.09
060241xx97xxxx 痔核-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 10 4.00 5.41 0.00% 64.20

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大腸癌、胃癌の治療では、ガイドラインに準じた治療を原則としています。さらに、神経を温存等により、もとある機能の維持に努めています。また自動吻合器や、ハーモニックスカルペル(超音波メス)など最新の手術機器を使用して、安全かつ迅速な手術を行うよう努めています。胃癌、大腸・直腸癌の手術は腹腔鏡を用いた侵襲の少ない手術を導入しています。虫垂炎、胆嚢結石、胆嚢ポリープ、鼡径ヘルニア等に対しても原則、腹腔鏡を用いた侵襲の少ない手術を採用しております。肛門の専門治療も積極的に行っており、内痔核疾患においてはALTA療法(痔核に4段階に渡り注射を行う)も行うなど治療に務めております。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 162 25.78 21.96 1.85% 75.18
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 76 37.40 25.50 26.32% 85.09
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。)-人工関節再置換術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 60 25.18 19.55 1.67% 69.10
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 43 16.81 15.66 6.98% 74.49
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 31 32.68 19.34 9.68% 84.19

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小児整形外科をはじめ、上肢の外科、膝や肩の鏡視下手術を中心とした靭帯形成術、半月板手術などのスポーツ外傷や、人工関節置換術などの関節外科、低侵襲脊椎手術にも力を入れております。 膝関節症の手術件数は高齢人口の増加もあり徐々に増えています。膝の変形具合、症状を詳細に把握した上で、可能な場合はできるだけ低侵襲な(体の負担の少ない)方法(人工膝関節単顆置換術・高位脛骨骨切り術(HTO手術))を用いています。また、相談の上両膝の同時手術にも対応しています。 脊椎センターでは椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、靭帯骨化症、脊椎骨折など頚椎から腰椎までの各種の脊椎疾患に対して 症状に応じた治療を専門的に行ってまいります。指、手、手首、腕、肘のケガや病気を扱う上肢の外科専門外来を設け、橈骨遠位端骨折、TFCC損傷、母指CM関節症をはじめとして幅広く対応、治療を行なっています。

形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂-手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 30 2.07 2.82 0.00% 71.43
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)-四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0 - - 5.14 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)-皮膚悪性腫瘍切除術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 7.22 - -
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 3.17 - -
100100xx97x1xx 糖尿病足病変-手術あり-処置1:0-処置2:あり-副病:0-0 - - 47.07 - -

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皮膚の外科的治療や、まぶたの外科治療、顔面骨骨折などを主として扱っています。
皮膚・皮下腫瘍は、日帰りの局所麻酔手術で治療を行うことが多いです。サイズが大きなものや、特殊な部位で伝達麻酔や全身麻酔を要するものは入院で治療を行っています。
眼瞼下垂症や眼瞼内反症など、まぶたの外科治療は局所麻酔で行っておりますが、手術後の出血のリスクもあることから、基本的に一泊入院で治療を行っています。
その他、眼窩骨折等、顔面骨骨折に対する治療も行っています。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼 86 2.34 2.54 0.00% 78.07
020220xx97xxx0 緑内障-その他の手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼 11 2.73 4.82 0.00% 76.73
020220xx01xxx0 緑内障-緑内障手術 濾過手術-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼 - - 8.70 - -
020200xx9710xx 黄斑、後極変性-手術あり-処置1:あり-処置2:なし-副病:0-0 - - 5.67 - -
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-両眼 - - 4.46 - -

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眼の疾患は多疾患に渡り対応しておりますが、特に緑内障、白内障、ぶどう膜炎、糖尿病網膜症・網膜血管閉塞・黄斑変性症などの網膜疾患などを中心に診察しております。入院に関しては白内障、緑内障の手術目的入院が多くなっています。

放射線科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。)-手術なし-処置1:0-処置2:2あり-副病:0-0 15 8.53 20.05 40.00% 76.87
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:2あり-副病:0-0 12 18.83 19.11 8.33% 78.42
010010xx9903xx 脳腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:3あり-副病:0-0 - - 17.01 - -
110080xx9903xx 前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:3あり-副病:0-0 - - 11.64 - -
010010xx9908xx 脳腫瘍-手術なし-処置1:なし-処置2:8あり-副病:0-0 - - 30.91 - -

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緩和的放射線治療が増加傾向にあり、骨転移・脳転移等に於いてはADL低下等にて通院困難な症状については入院しての治療も行っております。
京都南部地域に放射線治療可能な施設が少ないこともあり、肺癌の治療(緩和も含めて)も積極的に行っております。

神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:2あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 18 24.50 15.57 11.11% 75.67
010060x2990200 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:2あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 3、4又は5 13 28.23 19.02 15.38% 81.85
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 20.60 - -
010160xx99x00x パーキンソン病-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 - - 18.24 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 13.52 - -

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脳梗塞は脳神経内科入院の約5割を占めております。脳梗塞は脳の血管が狭くなったり詰まったりする事で、脳に酸素とエネルギーが十分供給されない事で脳に障害が起きる病気です。パーキンソン氏病は脳神経内科入院の約2割を占めております。パーキンソン病は徐々に進行する神経変性疾患の一つで、専門医による診断・治療を行っております。当院では3テスラ、1.5テスラのMRIを設置しており、早期に治療対応できるような体制を整えております。入院されてからも理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が医師の指示の元に訓練を行い、早期に社会復帰できるように努めております。

皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症-手術なし-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0 13 9.15 12.88 0.00% 68.23
080020xxxxxxxx 帯状疱疹-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 9.29 - -
080110xxxxx0xx 水疱症-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 28.98 - -
080190xxxxxxxx 脱毛症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 3.31 - -
100100xx99x0xx 糖尿病足病変-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 22.02 - -

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皮膚科では蜂窩織炎(膿皮症)での入院治療が最も多く、次いで帯状疱疹、水疱症が多くなっています。入院で早期介入することで重症化や後遺症を予防します。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0 29 2.03 2.44 0.00% 77.10
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 23 5.30 6.85 0.00% 75.96
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 13 13.77 13.52 15.38% 84.54
110420xx02xxxx 水腎症等-経尿道的尿管ステント留置術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 4.02 - -
11012xxx99xxxx 上部尿路疾患-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 7.92 - -

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近隣の開業されている先生方の協力を頂き、血尿(肉眼的/顕微鏡的)の精査、前立腺腫瘍マーカー(PSA)の異常から、2次検診(画像診断、前立腺生検、膀胱鏡など)を積極的に行い、前立腺癌・膀胱癌等の早期発見を目指しております。また当院では3テスラMRI装置を設置しており、解析度の向上により前立腺癌の診断において非常に重要な役割を担っております。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 67 19.84 17.38 4.48% 86.85
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 10 30.60 20.60 30.00% 83.90
0400801499x012 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:あり-A-DROP スコア2 - - 18.22 - -
0400801499x011 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:あり-A-DROP スコア1 - - 16.83 - -
100380xxxxxxxx 体液量減少症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 - - 10.60 - -

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循環器疾患は、生命に直結することがある疾患が含まれています。まず、各々の疾患を正確に診断します。治療は、病態(心臓病の状態)の把握の上、社会的背景や患者様のご希望を尊重して、適切に行わせて頂きます。疾患について患者様に分かり易く説明し、治療の必要性について丁寧にお伝えします。

消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 127 2.04 2.61 0.00% 67.46
060190xx99x0xx 虚血性腸炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 30 8.63 8.55 0.00% 70.40
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎-限局性腹腔膿瘍手術等-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 25 8.36 8.75 0.00% 70.60
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 24 7.08 7.58 0.00% 71.71
060050xx99000x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 15 6.53 8.22 6.67% 82.80

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入院が必要な疾患で最も多かったのが、大腸ポリープでした。内視鏡(カメラ)下でのポリープ切除を1泊2日で行っております。
2番目に多かったのが、虚血性腸炎でした。余り聞き慣れない病名だと思いますが、何らかの原因で大腸に相対的血流不足が起きて大腸粘膜が壊死に陥る病気です。突然の腹痛・下痢・下血という症状で発症します。
3番目に多かったのは、総胆管結石でした。腹痛や発熱・黄疸を主訴に受診されます。総胆管結石による胆管閉塞の解除目的に胆管ステントを留置したり、乳頭部を内視鏡的に切開して結石を除去します。
消化器内科の診断・治療には内視鏡を用いる事が多く、ある程度の苦痛を伴う事があります。適宜鎮静剤を使用する等して、出来るだけ苦痛の少ない検査・治療を心がけております。

糖尿内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-手術なし-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0 59 31.44 13.99 0.00% 78.76
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 10.66 - -
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 - - 20.60 - -
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)-手術なし-処置1:0-処置2:1あり-副病:0-0 - - 13.31 - -
010060x2990210 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:2あり-副病:1あり-発症前Rankin Scale 3、4又は5 - - 20.31 - -

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近年、体格指数(BMI30以上)が欧米と変わらない方が、若い人たちに目立つようになっています。動脈硬化の進行が速くなり、心筋梗塞・脳梗塞の発症を誘導します。経口剤及びインスリン注射の効果が悪く、新薬を使ってコントロール改善を目指しています。 当院の2型糖尿病患者においては、様々な年代の患者治療に対して医師、看護師、栄養士、リハビリスタッフが協力し、薬物療法、インシュリン療法、食事療法、運動療法などを取り入れ、血糖コントロールの改善に努め、合併症の予防、進行を遅らせる事でより良い生活が送れるよう患者さんと共に治療を行っております。
腎機能低下をみとめる患者を対象に、4回シリーズ(4回を1セット)で透析予防外来も行っております。また、下肢合併症予防対策にフットケア外来を行っています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 15 - 1 8
大腸癌 - 14 16 19 19 14 2 9
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - 21 - 2 6

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※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大癌(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)の患者さんの人数を、初発(UICC病期分類別)・再発に分けて集計しております。 UICC 病期分類とは、UICC 病期分類国際対がん連合によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の 3つのカテゴリによって各がんをⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の 4病期(ステージ)に分類するものです。 不明とは、Stageが特定できない等の場合に不明としております。主として治療前の検査入院中に検査結果でなかった場合が該当します。 再発とは、当院・他施設を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者を診療した場合や、がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。 ※ 患者数が10未満の場合は『-』と表示しております。
今年度大腸がんの症例が最も多くなっております。
胃癌・大腸がん手術の大部分は腹腔鏡下手術で行われております。
肺癌については放射線治療の症例が半数を占めております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 48 21.65 84.88
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -

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定 義
市中肺炎とは普段の生活の中で罹患した肺炎を言います。 成人 (15歳以上) を対象として集計しており、集計方法は成人肺炎 市中肺炎CAP A-DROPスコアを採用しております。A-DROPとは5つのチェック項目の頭文字をつなげたものであり、軽症(外来治療)、中等度(外来または入院治療)、重症(入院治療)、超重症(ICU治療)として推奨される治療環境を簡便に判断できるようにしております。
※ 患者数が10未満の場合は『-』と表示しております。
A(Age):男性70歳以上、女性75歳以上
D(Dehydration):BUN 21mg/dl以上または脱水あり
R(Respiration):SpO2 90%以下(PaO2 60torr以下)
O(Orientation):意識障害あり
P(Pressure):血圧(収縮期)90mmHg以下
特 徴
症例数を見ると中等度が最も多く、全体の約9割を占めています。平均在院日数について軽症では約6日間と短期間となっておりますが、中等~重症が21.8日となっております。平均年齢においては軽症が62歳前後となっておりますが、中等~重症では急に年齢層が上がり70歳代後半から80歳代後半と高齢者が増加している傾向となっております。

脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 58 30.22 79.64 11.59%
その他 11 23.46 76.09 2.90%

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定 義
ICD10 とは 「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems(以下「ICD」と略)」とは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類である。
特 徴
脳梗塞関連の患者さんについて、発症日からの日数別に、症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計したものです。脳梗塞関連全体の約9割が脳梗塞の患者さんで、発症日から3日以内の急性期の症例が全体の85%となっており、急性期の脳梗塞の患者に対して早期に対応しております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 41 1.10 2.32 0.00% 69.12
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 29 1.14 6.35 0.00% 72.76
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 16 2.00 13.31 0.00% 75.25
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 11 4.82 11.55 0.00% 71.73
K7432 痔核手術(脱肛を含む)(硬化療法(四段階注射法)) - - - - -

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外科では消化器外科を中心に一般外科、救急医療及び緩和医療や化学療法等、幅広い医療を提供しております。 消化器外科としては、口から肛門までの消化管と肝臓、胆嚢、膵臓など腹消化器疾患を幅広く扱っており、消化器以外でも、鼡径ヘルニア等の一般外科症例に関する治療も行っております。 胃癌、大腸・直腸癌の手術は適応のある症例については腹腔鏡を用いた侵襲の少ない手術を導入しています。虫垂炎、胆嚢結石、胆嚢ポリープ、鼡径ヘルニア等に対しても原則、腹腔鏡を用いた侵襲の少ない手術を採用しております。
肛門の専門治療も積極的に行っており、内痔核疾患においてはALTA療法(痔核に4段階に渡り注射を行う)も行うなど治療に努めております。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) etc. 228 1.67 23.83 1.75% 73.70
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 62 2.81 13.81 12.90% 74.26
K0461 骨折観血的手術(大腿) etc. 46 2.96 31.20 23.91% 78.37
K0811 人工骨頭挿入術(股) etc. 43 4.23 30.00 20.93% 83.65
K1424 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(前方後方同時固定) 29 4.10 23.66 3.45% 76.10

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下肢の関節(膝や股関節)、脊椎の手術が多くなっています。変形性膝関節症に対しては人工膝関節全置換術がもっとも多く、両膝同時手術も増加傾向にあります。膝の変形具合、症状を考慮したうえで、可能な場合は低侵襲(体に負担の少ない)手術(人工関節単顆置換術や脛骨骨切り術)を行います。脊椎の手術では低侵襲に顕微鏡下に筋肉を温存する除圧術をはじめ、必要に応じて経皮的固定術やナビゲーションシステムを用いた固定術を行ないます。 近年、高齢者の脊椎椎体骨折の増加で、固定術は年々増加しています。また手、肘、肩や膝の関節鏡視下手術を多く手がけております。特に鏡視下靱帯形成術、スポーツ外傷の対応にも力を入れております。

形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) 18 0.00 1.06 0.00% 72.94
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 12 0.00 1.08 0.00% 69.17
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩) etc. - - - - -
K0021 デブリードマン(100cm2未満) - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) - - - - -

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皮膚の外科的治療や、まぶたの外科治療、顔面骨骨折などを主として扱っています。
皮膚・皮下腫瘍は、日帰りの局所麻酔手術で治療を行うことが多いです。サイズが大きなものや、特殊な部位で伝達麻酔や全身麻酔を要するものは入院で治療を行っています。
眼瞼下垂症や眼瞼内反症など、まぶたの外科治療は局所麻酔で行っておりますが、手術後の出血のリスクもあることから、基本的に一泊入院で治療を行っています。
その他、眼窩骨折等、顔面骨骨折に対する治療も行っています。

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 89 0.33 1.20 0.00% 77.81
K2682イ 緑内障手術(流出路再建術)(眼内法) 56 0.63 1.96 0.00% 78.09
K2686 緑内障手術(水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術) - - - - -
K2683 緑内障手術(濾過手術) - - - - -
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) - - - - -

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入院手術に関しては白内障を中心に、緑内障、硝子体等も行っており、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術に対し先進医療の届出受理病院となっております。
手術室にはzeiss Lumera700の最新の顕微鏡、アルコンConstellation (白内障・硝子体手術機器)、ベリオン白内障ImageGuided System、緑内障マイクロパルス毛様体光凝固(MPCPC)、トラベクトーム緑内障手術機器など最新の機器を揃え、 最善の治療が行えるよう心掛けております。

泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 23 1.00 3.30 0.00% 75.96
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K8281 包茎手術(背面切開術) - - - - -
K7981 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) - - - - -
K800-2 経尿道的電気凝固術 - - - - -

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近隣の開業されている先生方の協力を頂き、血尿(肉眼的/顕微鏡的)の精査、前立腺腫瘍マーカー(PSA)の異常から、2次検診(画像診断、、前立腺生検、膀胱鏡など)を積極的に行い、前立腺癌・膀胱癌等の早期発見を目指しております。また当院では3テスラMRI装置を設置しており、解析度の向上により前立腺癌の診断において非常に重要な役割を担っております。前立腺癌に関しては手術療法の他に当院の特色である放射線療法の『トモセラピー』も行っており、手術療法と比較して遜色ない治療成績が報告されています。前立腺癌の治療に関しては手術療法と放射線療法の長所と短所を説明の上、治療方針を決定しております。膀胱癌や前立腺肥大症に対して内視鏡手術を積極的に行っており、体に優しい生理食塩水を使用して行えるTURisという装置を用いております。

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 112 0.05 1.06 0.00% 67.79
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 27 1.52 13.63 0.00% 75.56
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 15 0.07 1.07 0.00% 64.60
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -

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大腸ポリープに対する手術が最も多く、大腸ポリープは健診・ドックでの便潜血反応陽性を指摘され見つかるケースが多いです。多くの大腸ポリープは、内視鏡(カメラ)を用いて切除します。内視鏡を肛門から挿入し、内視鏡先端からスネア(ポリープを切除する器具)を出してポリープにかけて、高周波電流を通電しながらポリープを切除します。出血・穿孔などの合併症がわずかながらあるため、入院の上行っています。
内視鏡的胆道ステント留置術とは、総胆管結石や胆道狭窄(良性・悪性)等の胆道疾患で、胆管が閉塞・狭窄して胆汁流出が不良となった場合に胆汁の流出路を作る方法です。内視鏡を用いて十二指腸乳頭から逆行性胆管造影を行い、胆管内の閉塞・狭窄部位にガイドワイヤーを通過させ、それにかぶせるようにステントを留置して胆汁の流出路を作ります。
消化器内科の診断・治療には、内視鏡を用いる事が多く、ある程度の苦痛を伴う事があります。我々は、適宜鎮静剤を使用するなどして、出来るだけ苦痛の少ない検査・治療を心がけております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -

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この指標は、臨床上ゼロにはなり得ないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症である、「播種性血管内凝固症候群」、「敗血症」、「その他の真菌感染症」、「手術・処置等の合併症」の4傷病について「入院するきっかけとなった病名」と「最も医療資源を要した傷病名」が同一か異なるかに区別して、全患者に対する発生率を算出したものです。
敗血症は、慢性疾患や免疫を抑制する薬、加齢の影響などで免疫力が低下している体内、血液中に病原体が侵入することで引き起こされる全身の炎症反応や臓器に重篤な障害がある状態です。
手術・処置等の合併症は、主に術創部の感染や出血によるものです。
 
※患者数が10未満の場合は、-(ハイフン)と表示しています。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

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肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
598 594 99.33%

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手術後の安静臥床が肺血栓塞栓症を起こすリスクになると考えられており、リスクレベルに応じた予防対策の実施は、肺血栓塞栓症の発症率を下げることにつながると考えられてます。
当院では肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した入院患者さんに対し、99%以上の割合で予防対策を実施しております。

血液培養2セット実施率

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血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
164 138 84.15%

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血液中の感染症を疑う場合は、速やかに病原菌を特定し治療に効果的な抗菌薬を選択する必要があります。また菌血症・敗血症といった重篤な感染症を診断する上で、血液培養は不可欠な検査です。
血液培養は1セットのみの場合より、2セット以上(2か所以上の部位からの採血)を行うことで検査の精度や感度を上げるメリットや偽陽性による過剰治療を防ぐために推奨されています。
当院では敗血症が疑われる患者さんに対し、84%以上の割合で血液培養2セットを実施しております。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

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広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
366 150 40.98%

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近年、薬剤耐性菌の発生や治療が困難な症例が増加しています。臨床上不適切な抗菌薬の使用は、薬剤耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、抗菌薬の適正使用には使用前の適切な検体採取と培養検査が必要となります。

更新履歴

2024/9/25 病院指標公開しました

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