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リウマチブログ

2020/05/15病気について

関節リウマチの症状とは?

今日は快晴、五月晴れで、とても気持ちが良いです。さて、このブログは、リウマチで治療を受けている方だけでなく、リウマチかもしれないと関連情報を探している方もご覧になっているでしょうから、今回からは関節リウマチの症状や治療法について、数回に分けて書いてみようと思います。

関節リウマチの症状とは?

関節にこわばり、痛み、腫れを生じます。症状は徐々に始まり、初めのころは1,2箇所の関節だけだったのが、数ヶ月かけて複数の関節、多い方では20カ所以上の関節に症状がでることもあります。関節は左右対称とは限りません。また、手足の指など小さな関節以外にも、手首、肘、膝、肩などの大きな関節が障害されます。ご高齢で発症した場合には、肩や膝といった大きい関節の痛みや動かしづらさが目立ち、数週間のうちに歩行困難になって来院なさる方もいます。こわばりというのは、朝起きてから手指などの関節が動かしにくく、肩が挙がらなかったり、歩きづらかったりすることで、午後から夕方にかけて和らぐことが多いです。関節の腫れや熱感というのは、自分で分かる場合もありますが、専門医が診て初めて分かることも多いです。腱に炎症が及ぶと、腱鞘炎やばね指を起こすこともあり、初期には整形外科での注射等の局所治療を試みられ、その後も良くならないのでリウマチ科に受診なさる方もいます。

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