審美歯科ESTHETIC DENTISTRY

審美歯科とは?

審美歯科とは、セラミックを貼りつけたり、かぶせたりすることだと誤解されがちですが、それは手法で審美歯科の本質とは異なります。歯肉が歯周病などで赤く腫れているようでは、どんなに高価できれいな歯が入っても「審美的」とはいえません。 審美歯科とは、あくまで健康な口腔の上に成り立つものと考えております。
審美歯科は、美しさと自然な口元に焦点を当てた、総合的な歯科治療です。

歯には機能(おいしくしく食べられる)と、審美(きれいな歯並び、美しい歯)がありますが、その両方に焦点を当てて、患者さんの希望を取り入れた歯並びと色をその人の顔にマッチさせた口元の健康と健康美を求めていこうというのが、私たちの考える審美歯科治療です。

治療例

美しさと自然な口元に

セラミックをはりつけたり、かぶせたりすることが審美歯科だと誤解されがちですが、それは手法であって審美歯科の本質とは異なります。仮に高価なセラミックをかぶせたとしても、はぐきに炎症があっては「審美的」とはいえません。審美歯科とは健康の上に基づくものと考えています。以下に、歯の審美性改善のために考えられる、手法の一例をご紹介いたします。

ホワイトニング

歯を漂白する方法で、当院では医院で一回で出来るオフィスホワイトニングと自宅で出来るホームホワイトニングがあります。ホワイトニングは、歯を削ることなく歯の色調改善が出来ます。
虫歯の治療を行っている歯では、漂白前にその再治療をする必要があるかもしれません。
術前に必ず精密な検査と説明を受けてください。
自宅で出来るホームホワイトニングを行う場合は、先ず歯型をとり、それにあわせたホワイトニングトレーを作成します。トレー完成後、トレーに流し込んで歯に固定して漂白します。個人差がありますが、約2週間程度で効果がみられる場合もあります。

  • Before

    ホワイトニング
  • After

    ホワイトニング

セラミッククラウン

歯の外側から歯をかぶせる方法です。その中でもセラミックのみでつくられたかぶせ物(オールセラミック)は審美的に最も優れており、形・色を自由に調節することができるので、理想的な口元を演出することができます。金属の差し歯による歯ぐきの黒ずみなどもこの治療法で治療することができます。

  • Before

    セラミッククラウン
  • After

    セラミッククラウン

セラミックインレー

金属の代わりに白い材料を詰める方法です。一般的な材料はレジンという樹脂系の材料ですが、より審美性にこだわったセラミックを詰める方法がセラミックインレーです。詰め物をする時はかみあわせが大切なポイントなので、歯と材料との境目をきれいに研磨することが重要になります。セラミックインレーでは詰め物をした跡がほとんど分からなくなります。近年では人気の高い治療方法です。

  • Before

    セラミックインレー
  • After

    セラミックインレー

審美義歯(ノンクラスプ義歯)のご紹介

ノンクラスプ義歯は、部分入れ歯の一種で、金属のバネを使用して歯を支える従来の部分入れ歯とは異なり、歯の隣接する部分の歯肉を支えにして装着する入れ歯です。そのため、金属のバネが目立たず、見た目が自然です。
部分入れ歯の金具が目立って気になる方、金具がないノンクラスプ義歯をおすすめしております。

自費診療になります

お悩みチェック

いずれかに当てはまる方は一度受診をご検討ください。

よくある質問

何故、歯は変色するのですか?

変色には様々な原因があります。一般的に考えられる原因として加齢が大きく関係しています。歯の色というのは、歯表面のエナメル質(半透明色)とその内にある象牙質(黄褐色)の色で決まります。歯の構造は年齢と共にエナメル質は薄くなり、象牙質の厚みが増してきます。このため年を重ねると共に歯は黄ばんで見えるようになります。他の変色の原因としては、お茶、コーヒー、紅茶、タバコなどによる着色、さらに、外傷や歯の古い修復物によるものがかんがえられます。歯の神経が無い場合や、発育期に服用した抗生物質による副作用などが原因のケースも考えられます。

どんな人でもホワイトニングはできますか?

妊娠中、授乳中の方や無カタラーゼ症の方などできない場合があります。担当医とご相談ください。

ホワイトニングは安全なのですか?

漂白に使われるジェルの成分は、過酸化尿素です。過酸化尿素を用いる歯のホワイトニングは多くの研究と臨床例が報告されており、また歯科医師の適切な指導のもとで使用すれば、歯や歯肉に悪影響を及ぼすことなく安全に使用することができます。

歯が白くなるまでどれくらいの期間かかりますか?

ホームホワイトニングでは、通常数日後に効果が現れ始めます。個人差にもよりますが、例えば日焼けの様に、一度でどこまで焼けるのかは、人によってまちまちです。しかし、約2週間続けることで大抵効果はでてきます。オフィスホワイトニングではその日のうちに効果が現れます。

ホワイトニングで副作用はありますか?

治療期間中に知覚過敏(歯がしみるような症状)が起こる場合がありますが、その場合は治療を中断(1〜2日)することで症状が軽減するか消失しますので、安心して使用していただけます。

効果はどのくらい持続しますか?

その方の歯の性質や生活習慣によって異なりますが、3ヶ月-2年くらいです。しかし、カフェインやタバコなど着色の原因になるものを日常的に摂取している場合は、定期的な歯のクリーニングが必要になります。