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医療法人財団 康生会
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物忘れ外来について

中高年になると記憶力の低下が進行し、物忘れが次第に多くなってきます。
歳を取ると物忘れがひどくなったと感じる方も多いと思います。
その物忘れには誰にでも起こる加齢による物忘れ、認知症の症状による物忘れがあります。

普通の加齢による物忘れの場合、「大切な約束を忘れてしまった」「人の名前が思い出せない」「昨晩何を食べたのか思い出せない」など、体験の一部だけを忘れてしまい、情報を教えてもらえれば思い出すことができ、「自分が忘れている」こと自体は覚えているのが特徴です。

それに対して、認知症による物忘れは自分の体験を全部忘れてしまいます。
「食事をした」という経験自体を忘れてしまったり、場所や日時の見当がつかなくなったり、生活するうえで支障が出てくる状態になります。
認知症には、よく耳にされるアルツハイマー型認知症以外にも、様々な原因があります。ある疾患では一時的な症状の場合もあり、早めに受診されることが有用です。初期にはなかなか鑑別が困難な場合もありますが、アルツハイマー型認知症では早期からの内服で進行を遅らせることができたり、生活上のトラブルを軽減でき、その後の対応に余裕を持ってあたれるというメリットもあります。また、生活習慣や環境を整え、脳の活性化をはかることで、認知症の進行や発症を遅らせる効果があります。

物忘れが多く、気になりだしたら、早めにかかりつけの医師に相談し、受診いただくことをおすすめします。

<物忘れ外来> ※物忘れ外来は神経内科のご受診になります
神経内科:川崎医師
予約制となりますので、事前にご予約をお願いします。

★これまでの経過をよくご存知のご家族、付き添い者の同伴が可能な方
★かかりつけ医などからの紹介状があればご持参下さい。(なくても可)