＜どんな病気か？＞

睡眠時無呼吸症候群（Sleep Apnea Syndrome）は眠っている時に呼吸が止まる病気です。
Sleep Apnea Syndrome の頭文字をとって「SAS（サス）」とも言われます。
無呼吸とは、10秒以上呼吸が止まってしまうことを言います。
睡眠中に、この無呼吸が1時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上ある状態を
睡眠時無呼吸症候群と言います。

＜原因は？＞

睡眠時無呼吸症候群（SAS）を発症するおもな原因には次のようなものがあります。

・ 太っていてあごや首に脂肪がついている
・ アデノイドなどの病気により、扁桃が肥大している
・ 花粉症やアレルギーなどで、鼻が詰まりやすい
・ 下あごが小さい
・ アルコールの摂取により筋肉がゆるんで、のどが塞がりやすくなる
・ 舌や舌の付け根が大きい

また、生活習慣に関しては・・・

・ タバコがやめられない
・ お酒が好きで、寝る前のお酒が習慣化
・ 太り気味。暴飲暴食してしまうことがある
・ 高血圧、糖尿病、高脂血症などの既往歴がある

SASは太った男性に多い病気と思われがちですが、太っていなくても、痩せていても、女性でもかかる病気です。
日本人など東アジア系の人間では痩せていてもアゴが小さいなどの顔の特徴から、SASにかかる人が多くみられます。

＜SAS診療時間＞

火・木曜日　18:30～20:30（最終受付20:20）
※初診時は予めお電話にてご予約をお願い致します。再診時もご予約いただくと、お待ち時間が少なく診察を受けて頂けます。