2022/09/28お知らせ
【重要】当院での輸血に関する方針
・当院では無輸血治療を希望される患者様に対しては「相対的無輸血」(生命の危機に瀕しておりその維持に輸血が必要な場合にはこれを行う)を基本方針とします。
・「患者様の信条、信念による輸血の拒否」に対しては患者様個人の権利として尊重し、可能な限り無輸血治療を行います。同時に相対的無輸血についての当院の方針について十分説明いたします。
・これについて患者様の自己決定を尊重いたします。相対的無輸血についての説明を受けた上で当院での治療を選択された場合は可能な限り無輸血にて治療を行い、生命の維持に必要となった時には当院の相対的無輸血の方針に則り輸血を行います。絶対的無輸血(輸血が生命維持上必要な場合でも輸血を行わない)を希望される場合には、これに対応できる他の医療機関への転院をお勧めします。
・救急搬送された場合や院内での予期しない急変の場合などで輸血が必要であり、絶対的無輸血に対応する医療機関への転送について時間的余裕がなく不可能である場合は輸血の同意、署名が得られなくても救命を優先して意識の有無、年齢に関わらず輸血を行います。
・このため絶対的無輸血の実施に必要ないわゆる「免責証書」には署名はいたしません。