医療設備
最新の設備と療養環境で、さらに充実した医療を提供します。
放射線治療装置(ラディザクト)
がん治療の三本柱のーつである放射線により各種がんに対する放射線治療を専従の放射線治療専門医、放射線治療認定資格を持つ放射線技師が業務に取り組んでいます。
根治目的の放射線治療だけでなく、がんによる各種症状を和らげるための緩和的照射も行っています。
当院では2019年4月より放射線治療装置ラディザクト(米国アキュレイインコーポレイテッド社製)を導入し、より正確、高精度で副作用の少ない放射線治療が可能となりました。
MRI(3.0T)
平成28年5月、3TMR装置シーメンス社製「MAGNETOM Skyra」を導入いたしました。
1.5Tと比較し
- SN比が高い
高い空間分解能と薄いスライス厚の実現 - 磁気緩和時間T1が長い
MRアンギオグラフィーの画質向上
ガドリニウム造影剤による信号増強 - 磁化率の違いが画像上に強く現れる
SWI(磁化率強調画像)によるコントラストの向上
ガドリニウム造影剤による信号増強
以上の特徴より頭部・心臓・整形領域と高い画像診断が可能となりました。
MRI(1.5T)
磁力を使って体の様々な断面像を撮像します。頭部、胸部、腹部、脊椎、他全身の画像を撮像したり、造影剤を使用せずに血管・膵菅・胆管等の情報を得ることもでき、全身の診断に効果があります。従来の装置に比べて検査時の騒音が静かになりました。
CT
AI技術(ディープラーニング、深層学習)により設計された画像処理技術を搭載した80列CT装置です。
以前の装置より、撮影時間の短縮化や放射線被ばくを低減でき、検査を受けられる患者様のご負担も少なくなります。さらに3D画像の取得も容易に行えるため、CT検査の適応が広がります。
また、開口径が拡大され、検査における圧迫感や閉塞感が軽減しました。
X線TV
多目的オールデジタルX線テレビシステムによるデジタル撮影で、消化器系造影検査から泌尿器系検査まで、短時間で広範囲の診断が行えます。脊髄造影・血管造影など各種造影検査にも対応。高精度の画像診断は、病変の早期発見・治療に役立ちます。
透析センター
最新の透析液清浄化システム
常時、エンドトキシンや細菌のないクリーンな透析液を供給します。貧血の改善、栄養状態が良くなり、血圧低下の防止やアミロイド症等の低減が期待できます。
全自動コンソールGC-110N
プライミング、脱血、補液、返血機能を自動化した世界初の最新鋭機器を導入し、より安全な看護中心のシフトを構築しました。
手術室(4室)
クリーンクラス1000の手術室で、24時間、緊急時にも対応できる手術室とスタッフを備えています。