病院の取組み
病院情報の公表
当院では、DPCデータから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、
皆さんに情報公開を進めています。
このたび、厚生労働省のテンプレートを利用した『病院情報の公表』Webページを公開致しました。
当院における患者数上位5疾患や、5大がんの患者数などをDPCデータに基づき掲載しています。
具体的に、DPC病院が情報公開するのは次の7項目です。
- 1.年齢階級別退院患者数
- 2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 4.成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 5.脳梗塞のICD10別患者数等
- 6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
現在公開している病院指標の集計条件は以下のようになっています。
令和2年度(令和2年4月1日~令和3年3月31日)までに退院された患者さんが対象です。
医療保険を使用された患者さんのみを対象とし、自動車賠償責任保険や労災保険、自費等は含めません。
平均年齢は、最初の入院日時点の年齢を基準としています。
歯科治療のため入院された患者さんは対象としません。
「転院率」は転院症例数/全退院数として算出しております。(DPC対象患者のみ)
なお、表中の「-」標記は患者数「10未満」を示しています。
クリニカルパス
医療スタッフがチームとして効率良い医療を提供することを目指して、疾患・手術ごとに、治療や検査、看護内容などをスケジュール表にまとめています。
インフォームド・コンセント
インフォームド・コンセントとは、患者さんが診療を受けるにあたり、検査や診断方法、治療方針などについて医師から十分な説明を受けた後、ご自身の意志でそれらを受けるかどうかを選択することです。
カルテの開示
患者さんへの診療情報提供の一つとして、希望する患者さんに対して、カルテの開示を行っています。患者さん本人のみへの開示を原則としています。
※手数料をご負担いただく場合もあります。
開放型病院
「開放型病院」の指定を受けていますので、患者さんの「かかりつけ医」との共同医療を行うことで、質の高い医療を継続的に提供しています。
※共同診療は、当院が契約している開業医との間で行います。
セカンドオピニオン
外部医療機関に対するセカンドオピニオン聴取のご希望に随時お応えします。また、外部医療機関からのセカンドオピニオン提供の求めに対応いたします。
※一部、情報提供に際してご負担が発生する場合があります。
在宅療養あんしん病院登録システム
「在宅療養療養あんしん病院登録システム」とは在宅で療養生活を送る京都府在住の65 歳以上の高齢者がかかりつけ医の協力により登録希望病院等、あらかじめ必要な情報を登録することで、体調を崩しても、早期の診断や比較的短期間の入院により在宅療養を支援するシステムです。
本システムを利用するには事前に登録申請が必要です。詳細は地域医療連携室までお問い合わせください。
勤務環境改善への取り組み
次世代育成支援対策推進法一般事業主行動計画
一般事業主行動計画とは、次世代育成支援対策推進法に基づき、企業が従業員の仕事と子育ての両立を図るための雇用環境の整備や、子育てをしていない従業員も含めた多様な労働条件の整備などに取り組むに当たって、(1)計画期間、(2)目標、(3)目標達成のための対策及びその実施時期を定めるものです。
従業員101人以上の企業には、行動計画の策定・届出、公表・周知が義務付けられています。
女性活躍推進法一般事業主行動計画
女性活躍推進法では、女性の活躍推進の取組を着実に前進させるべく、国、地方公共団体、一般事業主それぞれの責務を定め、雇用している、又は雇用しようとする女性労働者に対する活躍の推進に関する取組を実施するよう努めることとされています。
女性の活躍に関する状況
- ・採用:正職員に占める女性の割合 71.0%(産業平均値65.2%)
- ・継続就業:女性の平均継続年数の男性の平均継続年数に対する割合 80%
- ・労働時間等の働き方:法定時間外労働及び法定休日労働時間の合計数の平均 月17.6時間
- ・管理職比率:管理職に占める女性の割合 58.3%(産業平均値42.2%)
- ・多様なキャリアケース:女性の非正職員から正職員への転換、過去に在職した女性の正職員としての再雇用、おおむね30歳以上の女性の正職員としての採用事例あり
京都に縁のある医師との絆ネット/京都の女性医師 - 女性医師インタビュー
京都府の医療の明るい未来のため、医師との「縁」をつなぐ─。それが「京都に縁のある医師との絆ネット」です。
京都で活躍する女性医師や、勤務環境改善等の取り組みを行っている病院を紹介するサイトに当院の脳神経内科 三宅あかり医長の取材記事が掲載されました。
当院は「かかりつけ医」として、 必要に応じて次のような取組を行っています
- ・健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。
必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介します。 - ・介護・保健・福祉サービスの利用に関するご相談に応じます。
- ・夜間・休日の問い合わせへの対応を行っています。
- ・受診している他の医療機関や処方されているお薬を伺い、必要なお薬の管理を行います。
※厚生労働省や都道府県のホームページにある「医療機能情報提供制度」のページで、かかりつけ医機能を有する医療機関等の地域の医療機関が検索できます。