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カフェほうおう(常設型認知症カフェ)「オレンジドアノックノックれもん」当グループ認知症カフェで取材を受ける伊藤俊彦さん・元子さん共生社会実現へ!認知症の先進的取り組みとして「オレンジドアノックノックれもん」をNHKが取材し啓発フォーラムを開催京都認知症総合センターたり相談できる窓口(ピアサポート)が必要」との声を受け、京都認知症総合センターが協働し、立ち上げたものです。「不安を持たないように努めている」など自身の認知症について語ったり、参加される方々の言葉に耳を傾ける伊藤さんの姿に、多くの認知症本人や家族が共鳴し、「自分たちも何とかなるかも」と希望の輪が広がってきています。今回、伊藤さんご夫婦と「オレンジドアノックノックれもん」の活動が主催の認知症啓発フォーラムでとりあげられることとなり、このほど撮影クルーの取材を受けました。認知症には多くの不安が伴いますが、様々な支えがあることを知っていただくことが、皆さんの希望になると思っています。NHK京都認知症総合センターは宇治市委託事業の1つとして、認知症当事者同士の出会いの窓口「オレンジドアノックノックれもん」を開催しています。この取り組みは認知症当事者である伊藤俊彦さん、元子夫人から「当事者同士が早い段階で出会え認知症のこれから〜本人と家族で考える、幸せ”とは〜【NHK厚生文化事業団・3/3みやこメッセ)】フォーラムでは「認知症新薬の登場」「認知症基本法の施行」という大きな動きを専門家が解説するとともに、認知症の方とそのご家族をパネリストに招き、当事者の視点を通じて、あるべき「共生社会」について語り合いました。とくに強調されたのは、認知症になる」というのは一つのハンディキャップではあるが、実は健常者と変わらないことも沢山あるということです。この理解を広めることの重要性を全員で共有しました。TAKEDA12212