オレンジデイサービスでは、数字ボードから数字を探していただく脳トレーニングを行っています。

　大きさや色の異なる１～５０までの数字が記入された数字ボードを利用者様1人１枚持っていただき、職員が「8はどこですか？」と聞いて、そのボードから「8」を探していただいたり、「１０+６は何ですか？」と質問をして答えが返ってくると、「１６を探して下さい」と声をかけ、ボードから数字を見つけていただきます。

　利用者様からは、「どこにある？」「あったよ～♪」「見つけたよ♡」と様々な声が返ってきます。職員が「見つけるの速いですね」「すごいですね」と声をかけると表情が変わり、ますますやる気になってくださいます。

　このような取組みは、利用者様に達成感をもたらします。また、その達成感は職員にも伝播し、これを共有することによって職員とのコミュニケーションの向上や信頼関係の構築につながり、このことが質の高いケアに役立っています。