わが国における新型コロナウイルスの感染状況については、専門家において、新規感染者の発生はピークを越え、緩やかに減少しつつあるとする見解が示されつつも今なお新規感染者数は少なくない状況にあるとともに、家庭内感染などによる重症化リスクの高い高齢者等への感染などについては、引き続き、特段の警戒を要するとされています。
また、京都府において定められた重症化リスク回避のため福祉施設などへの面会自粛を求める「特別警戒」基準(7日間平均の1日当たり新規陽性者20名以上)は、7月29日以降、今日までほぼ連日該当している状況が継続しています。
こうした状況を踏まえまして、当施設におきましては、引き続き、当分の間、「緊急事態宣言」時と同様にご入居者とのご面会等につきまして、次のとおり制限させていただきますので、皆様にはご不便とご負担をおかけしますが、何とぞご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
1 ご家族などのご面会は、当分の間、全面的にご遠慮いただきます。ただし、急激な身体状況の悪化がみられた方や救急搬送が必要な方など、真に緊急やむを得ない場合を除きます。なお、上記の理由等により当施設に立ち入る際には、受付で、検温、健康チェックシートの記入、手指消毒及びマスク着用等をお願いします。また、LINE通話・オンライン面会は、引き続き利用できますのでご利用ください(日・祝除く)。
2 デイサービス、ショートステイのご利用につきましては、ご利用者ご本人又はご家族の居宅生活の負担への影響が大きいことから、当分の間、引き続き、サービス利用前の検温、手洗い、アルコール消毒等のほか、定期的な換気やご利用者の着席間隔の拡幅などさまざまの予防対策の徹底を前提に、これまでどおりご利用いただくことといたします。
3 このほか、ご利用者の外泊・外出、レクリェーションなどにおけるボランティアなど外部の方の施設内のご協力なども、引き続き、見合わせることといたします。
令和2年8月28日
特別養護老人ホーム ヴィラ稲荷山
施設長 中田 泰司