全世界で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大により、わが国においても4月に「緊急事態宣言」が発出され、武田病院グループと致しましても、何よりも優先して各施設のご利用者の皆様の命と健康を守るため、現在、やむを得ずご家族のご面会を原則禁止とさせていただいております。

　こうした中、特に頻繁にご面会いただいていたご入居者のご家族の皆様からは、「（父又は母は）どうしているんだろうか」「気になる」「（会えなくて）淋しい」「心配だ」など、ご家族であれば当然のお気持ちを切々と綴られたおたよりやお声を寄せていだだいております。

　このため、当施設におきましては、ご入居者のご様子について、ご家族の皆様のご希望により、パソコンのE-mailにより個々にお写真（動画を含む）をお届けするなどしてお伝えするほか、施設の玄関先において、施設のタブレット端末を活用して、双方のお顔の画像をごらんになりながら直接お話をしていただく機会（＝オンライン面会）も設けております（※ご希望の方は、特養生活相談員までご連絡ください。）。

　全国に対する「緊急事態宣言」が更に5月31日まで延長された一方で、その後、新たな感染者がほぼ生じなくなった一部の地方では実情に応じた活動制限の緩やかな解除の動きも見受けられていますが、京都においては、特定警戒都道府県として、今しばらく、引き続き、大きな制約を余儀なくされる日々が続くものと考えられます（5月12日現在）。一刻も早い収束を心から願うばかりです。収束後のご面会などを楽しみにしながら、もうしばらく共にがんばりましょう！