デイケアではピンクの不織布を花びらの形に切って張り合わせ、桜の花を作りました。

「桜の花弁は５枚やね～」と、話しながらも、中には４枚や６枚の花ができて

「自分で言うてんのに、あかんな～」と笑いがおこります。

今回、花びらの素材に不織布を使ったのには訳があります。一昨年もピンクの色紙で、桜の貼り絵をしたのですが、画用紙で花びらを作ったところ・・・。いつもご自身の思いをノートにつけておられるご利用者様が「この紙の堅さで、桜のはかなさをひょうげんできるのだろうか…？どうだろう？」と綴っておられたのです。はかなさ？優しさ？と思案した結果、ふわっとした不織布を使ってみたという次第です。つぶやいたご利用者様にも「優しい桜になったね」というお言葉を頂きました。木の幹は、主に男性利用者様に絵の具と刷毛でダイナミックに塗って頂きました。優しさに加え、たくましさもたくわえた見事な桜が咲きました。

今年は感染症の影響で、お花見外出は自粛となりましたが、お部屋の中でゆっくりと、立派で綺麗な"春"を愛でることができました。自粛モードもあと少しの辛抱になることを願って、健康に留意して過ごしましょう！！！頑張りましょう！！！！！