毎日のちょっとした運動で、皆様の健康な生活をサポートいたします。 さあ、生き生きライフを目指して、体を動かしましょう!
※医師やスタッフの肩書き/氏名は掲載時点のものであり、現在は変わっている可能性があります。
京都市下京区 地域介護予防推進センター
健康運動指導士 科長代理 濱道 里美
京都市より委託を受け、下京区にお住まいの65歳以上のお元気な方(要支援・介護認定非該当)に地域の会場をお借りして出前の教室(運動・栄養・口腔教室など)を開いている健康運動指導士の濱道里美です。
教室に参加されている方から「最近缶の蓋が開けにくくなった」、「ペットボトルの蓋は固いので誰かに開けてもらう」という意見をよく耳にします。また、「握力はどのようにつけるのですか」と質問してくださる方も多くおられます。握力は弱くなるとドアを開ける・瓶の蓋を開ける・買い物袋を持って移動するなどの動作に支障がでるため、日常生活にも影響があるといわれています。
握力は①握る力、②つまむ力、③握り続ける力、④開く力があります。また、筋力は鍛えたい筋肉とその反対の筋肉(拮抗筋)を鍛える必要があります。
握力も同様に握る筋肉を鍛えるためには、反対の開く筋肉を鍛える必要があります。
握力は男性26kg、女性18kgが必要とされていますので、今回ご紹介する運動を行ってみてください。
握力
1.握る力
2.つまむ力
3.握り続ける力
4.開く力
運動をする際の注意点
・使っている筋肉に意識をして、痛みのない範囲で行いましょう
・5~10秒間ほどかけてゆっくり力をこめましょう
・声を出して数をかぞえながら行いましょう
・回数は8~15回を目安に、「ややきつい」と感じる程度で行いましょう
Copyright © 2015 Takeda Hospital Group. All rights reserved.