毎日のちょっとした運動で、皆様の健康な生活をサポートいたします。 さあ、生き生きライフを目指して、体を動かしましょう!
※医師やスタッフの肩書き/氏名は掲載時点のものであり、現在は変わっている可能性があります。
医療法人財団康生会 康生会クリニック 健康運動指導士 科長 今井 優
適度な運動が健康によいとされている中、2009年内閣府調査では、1年間に行った運動の日数が、1週間に1日以上の割合は、男女合わせ58.3%でした。しかし、成人の4人に3人は運動不足を感じているようです。2009年国民・健康栄養調査(厚生労働省)では、運動習慣のある方の割合は、男性: 32.2%、女性: 27.0%でした。男女とも60歳以上で30%を超えていましたが、50歳未満の女性は20%以下と運動習慣が少なかったようです。
厚生労働省による運動習慣がある者とは、1回30分以上の運動を週2日以上実施し、1年以上継続している者となっています。
運動を行う理由には、
1)健康体力づくりのため、
2)楽しみ・気晴らしとして、
3)運動不足を感じるからなどでした(内閣府)。
運動を行わない理由には、
1)忙しくて時間がない、
2)身体が弱い、
3)年を取ったから、
4)好きでないなどでした(内閣府)。
多くの方が運動不足を感じている現代、少しでも長く健康でいるために、体力を維持する運動を行うことが必要です。しかし、有効な運動習慣を実施するのは難しいようです。
2006年厚生労働省健康づくりのための運動指針では、身体活動を「生活活動」と「運動」に分けて説明しています。運動が出来なくても、生活活動を増やすことで、運動不足を解消することが勧められています。
今回は、運動が「苦手」「疲れる」と感じている運動習慣が少ない方々に実施していただける生活活動レベルの運動を紹介します。
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